和尚のちょっといい話
2019年4月18日よりフランス・サンリス市で開催された「アートサクレ芸術祭」に日本の禅僧として、茶華道展で長年御縁を頂いている文房流晴心会・野口翆智先生はじめ支部の皆様14名とともに招待され、約10日間に渡り墨蹟禅画展並びに茶華道展を開催してから約4年の月日が流れました。
墨蹟大書 / サンリス市 聖ピエール教会
坐禅会 / サンリス市 聖モリス教会
会期中には墨蹟大書や坐禅会また野口支部の皆様による御茶会やいけばなの実演、ワークショップが行われましたが、当時の記憶をたどれば4月26日にゴールデンウイークに合わせて帰国した後は時差ボケと戦いながら連休中の慌ただしい日々を過ごした事を思い出します。
文房流晴心会野口支部 御茶会 / サンリス市 聖ピエール教会
いけばなの実演
いけばな ワークショップ
またその年の年末頃から新型コロナウイルス感染の報道がなされ、2020年の東京オリンピック開催が延期になるなど今日までコロナ禍の困難な社会状況が続き、最近になってようやく約4年前の普段の生活に戻りつつあるようです。しばらくの間は墨蹟展も開催出来ませんでしたが、ここ数年内にはもう一度計画したいと願うばかりです。
さてまもなく大型連休を迎えますが、県外からの観光客も外国人の方も含め急増傾向にあるようです。卑山寺カフェもしっかりと受け入れ態勢を準備してお客様との触れ合いを大切にして参りたいと思います。皆様も連休中には是非ご家族連れで御来寺くださいますよう心よりお待ち申し上げております。友峰和尚より
アートサクレ芸術祭 御茶席の生花 / 文房流晴心会野口支部 2019年4月