和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3518話 】
2023年 04月 05日 談
新緑の美しい季節、大安禅寺の境内にある紅葉が新芽を吹いて実に初々しく、毎年の事象ながら気持ちが本当に和みます。アトリエで過ごすのも久しぶりで午前中には藤田通麿総代と長時間に渡って歓談しましたが、時折春の小鳥がさえずりまるでリゾート地に来ているような感覚でした。
大安禅寺のアトリエにて 藤田通麿総代と
昨晩も応援弁士として地元の宮ノ下公民館に出向きましたが、同級生も多く参加されており気楽に話が進み楽しい時間となりました。しばらくは自坊に留まり身の回りの整理整頓に当たりたいと思っていますが、今回は厳しい選挙戦ということもあり出来るかぎり知人に連絡して候補者への支援をお願いする日々となっています。
期日前投票会場にて
期日前投票を妻とともに既に済ませましたが、約100票差を競う今回の選挙候補者の当落の決め手となるのは選挙人の期日前投票の票数だと思います。やはり投票実数の力が9日投票日の候補者への勢いに連動するものと思うだけに、どうか皆様にはご家族ご友人とともに期日前投票に行って頂きたいと願うものです。
さて静かな大安禅寺にあっては隔世の感が有ります。禅語に「山中暦日無し」とありますように、時間の過ぎゆくのを忘れてしまいます。遠くでかすかに聞こえる選挙カーからのウグイス嬢の声が唯一我に返る瞬間のようです。友峰和尚より
「 山中無暦日 」 いけばな:文房流晴心会野口支部 / しいのき迎賓館での墨蹟展より