和尚のちょっといい話
令和4年度 大安禅寺 秋季彼岸会並びに放生会
穏やかな日和の中での「大安禅寺秋季彼岸会並びに放生会」となりました。今年最後の年中行事でもあり、午前10時半より卑山御詠歌婦人部が御奉詠され多くの檀信徒皆様のご参詣のもと法要が厳修されました。
大安禅寺御詠歌婦人部 妙心寺派無相教会花園流御詠歌 奉納
朝方は小雨が降りましたが、そのことがいっそう爽秋の風情を濃くし、言葉では言い表せない程の有難い雰囲気が境内に満ち満ちていました。なによりも和尚の体調が順調に回復したことに対し、心から感謝の気持ちで法要に臨み無事に円成出来た事に安堵しました。「一期一会」の言葉の如くに、一回一回の法務には全力を尽くして遂行し悔いを残さぬように心掛けています。
各家先祖代々の戒名紙を香台の上で空じ 清めているようす
放生会にて 順番に 桶の中の魚に甘露の水を注ぎ 慈悲の行を行っている様子
秋季彼岸会 放生会の法話を致しました
世話役の檀信徒様から参列者の皆様へ お供えのお餅が配られているところ
開式の前 責任役員総代の藤田様・蒔田様とともに
明日は地元大安寺中学校創立70周年記念法話が午前10時より予定されており、行事終了後は法話の内容を吟味しながら70年前の出来事や自分の記憶をたどり当時を懐かしく振り返っていました。ここ数十年は過去を振り返る余裕も無かったほど駆け足の人生を歩んできたように思います。いちど立ち止まって「自分史」を見つめ直す時期なのかも知れません。「うかうかと 暮らすようでも瓢箪の まん中辺りに 締めくくり有り」との道語が有りますが、74歳が人生の真ん中と承知して今後も努力を続けていきたいと念じています。
北嶋幹補様御夫妻です
さて本日の夕刻に日頃より御厚誼頂いている北嶋幹補様御夫妻が来寺くださり、奥様の千代子様が制作された和尚と新命和尚と孫・永峰の親子3代人形が完成しこの度御寄贈下さいました!! さっそく床の間に飾りましたが、あまりの素晴らしい出来に感激!! 心が癒されます!本当に有難うございました。友峰和尚より
北嶋様御夫妻とともに