和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第3263話 】
2022年 07月 24日 談

「 清風満坐中 」 渓仙 書

 

今日は新命玄峰和尚の誕生日で本来なら自坊に戻って家族揃ってお祝い会をする予定でしたが、金沢がお盆月ということで寳勝寺に留まり午前中には野町・少林寺アトリエに籠って墨蹟をしました。

 

「 山色日夕佳 」 渓仙 書

 

 

昨日に引き続き寺カフェを開業しましたが、このところのコロナ感染拡大が影響してか来寺される観光客も疎らで、ゆっくりとした静かな寺内でカフェタイムのひと時を楽しんでいるようでした。午後からは福井市より酒井様が来寺くださり、和尚も久しぶりに時を忘れて色々な話題を交えながら長時間の歓談となりました。

 

酒井様とともに

 

 

喧騒を離れお寺に籠って墨蹟をしていると実に爽快で、ひとりっきりの充実した時間を過ごすことが出来るものです。当然の事ながら墨蹟はその時の体調が大きく影響するため、いつでも出来るというわけではなく、筆を持っても全く気が乗らないこともあります。

 

「 一日清閑 一日福 」 渓仙 書

「 竹 葉々起清風 」 渓仙 書


昨晩は友人より晩さん会に招かれ、少々お酒を飲み熟睡出来たせいか今朝方は頗る体調が良好で、気分転換も兼ねて少林寺に出向き墨蹟しました。体調に比例するかのように作品の仕上がりも満足のいく書体となったようです。「字は体を表す」と言われるように、和尚の墨蹟を見ているうちに気分が幸せになって頂けるような書を目指して参りたいと念じています。友峰和尚より

 

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