和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第3237話 】
2022年 06月 28日 談

 

平泳ぎの金メダリスト・北島康介氏の言葉では有りませんが全国的に「なんもいえね~!」猛暑となった本日、ならば「チョウ気持ちええ~!」場所と言えば美術館だと思い、休寺日を利用して午後より石川県立美術館を訪ね、石川県ゆかりの陶芸家・板谷波山(いたやはざん)生誕150年を記念した企画展を見学に行ってきました。流石に36.5℃を超える真夏日と有ってか会場には見学者も疎らでしたが、その分ゆっくりと涼しい展示室を巡ることが出来ました。

 

 

 

 

約100点近い展示品の中には、見事なまでに美しい気品のある重要文化財「葆光彩磁珍果文花瓶」などの作品が陳列されており、なかなか見ごたえのある作品ばかりでした。会期は7月24日までだそうで是非皆様も鑑賞頂けたら猛暑ストレスの解消になるかと思います。力のある作品に出会うと鑑賞する側にも力が求められ、約1時間ほどでしたが大変疲れました。帰山後はしばらく休息しましたが、脳裏には次々に波山の作品の形や色合いなどが浮かんできました。

 

重要文化財「葆光彩磁珍果文花瓶」

 

 

 

 

 

 

 

生誕150年記念 板谷波山の陶芸 | 石川県立美術館 (pref.ishikawa.jp)

 

さて6月もあと2日となり気忙しさが増していく感が有りますが、例年に無い猛暑が続いているだけに7月「盂蘭盆会」の行事を迎えるに当たって熱中症防止対策が求められているようです。幸いに寳勝寺も少林寺も空調機をすでに増設してあるため幾分安心感が有ります。冷たいペットボトルを準備して盂蘭盆会の行事を無事に厳修したいと願っています。友峰和尚より

 

 

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