和尚のちょっといい話

iihanasi_top

友峰和尚のちょっといい話 【 第3201話 】
2022年 05月 23日 談

ひとつずつ丁寧に作品を収納される 小網様御夫妻

 

今月の12日より開催されていた「赤れんが三人展」も多くの入場者を迎え盛況裡に昨日無事終了しました。本日は午前中、作品の収納と後片付け作業のために小網様ご夫妻と西田様が来られ、応接間にて円成のご挨拶を受けましたが、お二人とも地元金沢美術工芸大学出身で多くの同窓生や先輩後輩の皆様、教え子の方々が個展鑑賞に来られたことを喜んでおられました。和尚の関係者の方も来寺くださり心より感謝申し上げます。

 

応接室にて 西田様、小網様御夫妻とともに

 

今回の個展開催を振り返り、今後の個展の在り方や寺院運営方法など本当に色々参考になりました。少子化高齢化と核家族化が進む現代社会の中で、それに比例するかのように寺院檀信徒数の減少も問題視されつつ有る今日、如何にして寺院の護持と活性化を図るかが住職の課題となっています。

 

 

来る6月20日(月)には「臨済宗妙心寺派・兵庫教区住職研修会」が姫路で開催され、「これからの寺院運営の取り組みについて」をテーマに講話をする予定となっています。これまでの自坊を始めとする兼務各寺院再生の経験を参考にして、各寺院の状況に適した寺院運営方法についての具体的な例を挙げて述べてみたいと思っています。

 

収納を終えて

 

さて本日は休息日としましたが、まもなく6月を迎え今年もあっという間に半年が過ぎようとしています。いちど気持ちをガラリと切り替えて後半の法務遂行に挑んでいきたいと念じています。 「人気なく 涼しさよどむ 古寺の堂」 友峰

Copyright© 2014 臨済宗妙心寺派 太白山 寶勝寺 All Rights Reserved.

〒921-8033 石川県金沢市寺町5丁目5番地76号
電話:076-287-3870