和尚のちょっといい話
大安禅寺 重文諸堂修理保存工事 修理委員会 / 枯木堂にて
吉岡泰英会長 の ご挨拶
久しぶりの雨模様となったゴールデンウイーク明けの朝を迎えました。今回は大安禅寺に滞在する時間が限られているため寸暇を惜しんで所用に対応しましたが、本日は現在進行中の卑山重文諸堂修理保存工事に対して修理委員会が午前10時より枯木堂を会場に開催され、はじめに吉岡泰英会長のご挨拶がありその後新命副住職より映像を交えて今日までの工事経過報告がなされました。
住職挨拶
現在がいまだコロナ禍に有り会議時間を短縮しての会合となりましたが、すでに山門並びに鐘楼が完成しているためその現場視察も文建協・高木現場主任の丁寧な案内で行われました。
修復工事現場視察の様子
文建協・高木現場主任からの説明を受けているところ
片岡経営会計事務所 片岡正明会長
基礎工事のため 本堂全体が持ち上げられているところ
鐘楼にて
鐘楼では工事完成後初めて大鐘を撞かせてもらいましたが、実に2年ぶりの美しい音色を聴くことが出来ました。「入相の 鐘の音ひびく 杉むらの 下道ふかく かをる秋の香」と幕末の福井の歌人・橘曙覧(たちばなのあけみ)が大安禅寺で詠んだ歌が思い出されました。修理工事は順調に進められており、修理委員会並びに工事関係者各位には心から深く感謝いたしております。
大安禅寺責任役員会が行われました
藤田通麿総代 と 蒔田城助総代
「大安寺中学校創立70周年記念事業」実行委員長の 山本氏とともに
午後からは地元大安寺中学校「創立70周年記念事業」実行委員長の山本氏が来寺され、9月24日に開催予定の記念事業に於ける法話の御依頼を受け、快くお受けしました。約1200年の悠久の歴史を誇る大安寺地区の今後益々の発展を願って止まないものです。友峰和尚より