和尚のちょっといい話
岐阜県 ひるがの高原サービスエリア
比較的暖かい朝を迎えましたが、皆様に於かれましてはお元気にお過ごしでしょうか? 新緑の季節、朝一番の境内巡回が楽しみな毎日となっています。本日は、岐阜県美濃市上野にある長蔵寺様での「新命英孝和尚晋山式並びに前住董白和尚退山式」に出席するため一路美濃市に向かいましたが、コロナ禍の影響を受け延期されていただけに出頭する事を心待ちにしていました。
偶然にも ひるがので、安国寺様(飛騨高山国府)とお会いしました
臨済宗妙心寺派寺院 洞雲山 長蔵寺
前住董白和尚様は、兵庫県西宮市・海清寺専門道場で修行していた時代の先輩でもあり当時は随分お世話になりました。これまでにも何度か長蔵寺様を行事で訪ねましたが、美濃市山間の景勝の地にあり、この度は「開山覚源禅師650年遠忌法要」も併せて厳修され、その寺院の歴史の深さを思います。
晋山式の打ち合わせをされているところ
長蔵寺開山覚源禅師六百五十年遠忌法要 厳修
美濃市は「美濃和紙」が有名で全国的にもその名が知られており、越前和紙と並ぶ日本を代表する和紙の里でも有ります。行事終了後の帰路の際にはいつも美濃和紙会館に立ち寄り、色々な和紙をお土産に買って帰るのを楽しみにしています。ここ数年は新型コロナウイルス感染防止のため多くの行事が延期また中止を余儀なくさて来ましたが、ようやくウイズコロナ政策と共に少しずつ催事も復活傾向にあります。まだまだ油断は出来ませんが、久しぶりに修行仲間と会えることを楽しみにしながら新命英孝和尚の長蔵寺晋山を心よりお慶び申し上げます。友峰和尚より