和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第3159話 】
2022年 04月 11日 談

 

ここ数日間は気温の高い暖かい日和が続いており、もはや雪の降る心配も無くなったため野町・少林寺の雪囲い取り外しに出向きました。作業中は汗だくとなり一気に初夏の気候を思わせるほどでしたが、気持ちの良い運動となったようです。満開となった犀川堤防沿いの桜たちもあまりの気温の高さには流石に閉口している様子にて、季語の「花冷え」どころか「花暑し」といった感が有ります。日中気温は24℃前後と夏日に近い陽気ですが、朝方はかなり寒く油断しますと風邪を引きそうになりますから油断は禁物です。  

 

   

野町 少林寺にて 雪囲いを片付けました

 

 

この時期は大安禅寺花しょうぶ園の苗床整備のため一端自坊に戻りたいのですが、年々寳勝寺はじめ兼務寺院の法務が増え、昨年のブログを振り返りながら心配しています。何事もタイミングが重要で、特に花の植え付けや肥料、消毒などには気を遣うものです。  

 

 

さて子供達の新学期そして新社会人の初出勤などなんとなく「そわそわ感」の漂う季節ですが、和尚も若者達に負けずに頑張って参りたいと思います。「青春とは心の若さである」とはアメリカの実業家で詩人でもあるサムエル・ウルマンの有名な言葉です。心の若さとは「無心無碍なる自由なこころ」だと強く自覚するものです。友峰和尚より

 

「 玉 磨かざれば 無し 」

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