和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3144話 】
2022年 03月 27日 談
寳勝寺 本堂裏庭の桜
昨日は風速20メートルを超える台風並みの強風が吹き荒れ消防車や救急車のサイレンの音が鳴りやまない一日となりましたが、本日は一変して穏やかな朝を迎えることが出来安堵しました。
ふれあいパーク霊苑にて 墳墓開眼供養を修業いたしました
今日は日曜日と有って午前午後とも霊前御供養を修業しましたが、やはりお天気が良いと気持ちもずいぶんと違うもので特に墓前供養に於いては爽やかな春風を受けながら読経する声が霊苑内の隅々まで響き渡り、故人の御徳を偲びながらご冥福をお祈りしました。
ユキヤナギ
本堂にて 満中陰忌法要が修業されました
読経三昧の日々が続いているためか声も次第にかすれがちになり、時々裏声になったりハスキー声になったりで本当に自分の声なのかと心配してしまいます。そもそも自分の声など録音テープを聞いてみてもどうも違うような気がしてしまいますが、全身全霊、一所懸命に腹の底からお経を唱えています。修行時代を思い出しますが、兎に角師匠から「坊主はお経!」と読経に対する厳しい指導を受けた事に心から感謝しています。
さて「梅は咲いたか桜はまだかいな 柳やなよなよ風しだい~」の歌の文句じゃありませんが、犀川沿いの桜の開花が待ち遠しい今日この頃です。まだまだ祖霊供養諷経が続きますが、心を込めて読経三昧の日々です。人生、心の花を咲かせましょう! 友峰和尚より