和尚のちょっといい話
金沢市 長町武家屋敷
小栗旬主演、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が好評を博しているようですが、三谷幸喜が脚本を担当し彼独特のユーモアが至る場面に表現され、これまでの戦国時代ドラマとは一風異なった演出展開が視聴者を魅了しているのだと思います。和尚も欠かさず見ていますが、鎌倉時代の武士達の生活ぶりや戦いぶりが面白く描かれており「成程!成る程!」とついつい見入ってしまいます。
金沢市内には多くの江戸時代の歴史的遺構が保存されていますが、本日はガラス工芸作家・髙橋ナオミさんのグループ作品展が開催されるというのでウオーキングも兼ねて見学に行ってきました。展示会場のある武家屋敷保存地区は金沢市の人気観光地でもあり、散策するだけでも江戸時代にタイムスリップする感覚を楽しめるものです。また金沢城跡も見事に整備されており、武士達の権力闘争の場所が今では観光地として多くの市民が行楽に集うのも皮肉な話しです。
旧加賀藩士 高田家跡
「鎌倉殿の13人」に登場する人物は卑山総代・北條英俊氏の御先祖でも有り興味深く拝見していますが、北條総代と歓談している時にはどこか武士道を垣間見るような感覚があります。時代は移り変われども、その魂は連綿として受け継がれていく事を思うものです。
長町のギャラリー 「クリーヴァ」にて開催されている髙橋ナオミさんのグループ展にて
髙橋ナオミさんの作品
さて髙橋ナオミさんのグループ展は今月27日までだそうですので、お時間の許す御方は是非ご覧頂けたらと思います。皆様に於かれましては寒さ厳しき折くれぐれも御身ご自愛ください。友峰和尚より
本日の 犀川沿いの風景