和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3090話 】
2022年 02月 01日 談
月初の祖霊供養諷経を致しました
今日から2月「如月(きさらぎ)」に入りました。まもなく大寒が明け立春を迎えますが、依然として気温は低く朝方は氷点下の日々が続いています。雪マークがずらりと並んだ寒い1週間となりそうですが、それでも春到来の気配を感じさせてくれる寳勝寺境内の草花です。
寳勝寺中庭の 素心蝋梅
朝一番に少林寺総代様の宮﨑家へ月参り諷経に出掛けましたが、床の間には和尚の描いた干支色紙が掛軸にして飾られており大変嬉しく思いました。凡そ約500枚ほど描きましたでしょうか? お檀家様を始め御法縁を頂いている方また御来寺くださった縁者の皆様に差し上げている干支色紙ですが、やはり丁寧にお飾り頂いているのを見ると今年も頑張って描こうという気持ちになります。
「和気豊年の兆し」を虎図の画賛としましたが、和尚の色紙はご家族皆様の幸福そして安心の願いを込めて一枚一枚描いているので、是非玄関や居間に掛けて欲しいと思います。所謂「御祈祷札」と同じ意味を有していますので必ずやお守りくださる事と念じています。月初めの祖霊御供養と御祈祷を申し上げこの1ヶ月の無事を祈願しました。須らく「念ずる」事でのご利益の大きさを知る今日この頃です。友峰和尚より