和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3048話 】
2021年 12月 21日 談
平成28年6月 大安禅寺玄関にて
大安禅寺の世話方として長年維持管理と年中行事にお世話を頂いていた檀信徒の清水嘉右衛門氏が今朝方逝去されたとの報告を受け心からお悔やみ申し上げました。世話方としての役割は多義に渡り、寺院の護持に於いて欠かせない存在です。これまで3名の檀信徒の方が携わって来られましたが、皆様ご高齢になられた事もあって現在では宮田氏おひとりが世話方として雪囲いの仕事や融雪パイプ設置などの作業に当たっておられます。
参道の掃除をされる 世話方さん達 / 平成28年頃
世話方の 宮田氏 / 平成27年撮影
これまでお世話になった 世話方さん達とともに / 平成27年頃
清水嘉右衛門氏のお父様も、先代實道和尚のもと稲作を始め炭焼き・植林・間伐などの作業を長年勤めて来られました。親子2代に渡って大安禅寺の護持に尽力された清水家に対しまして此処に深く感謝申し上げ故人のご冥福を謹んでお祈り申しあげます。和尚をこれまで長年に渡って支えてくださった檀信徒の方々が亡くなられる事は本当に残念で寂しい限りですが、和尚も気が付けば74歳、少しでも檀信徒皆様にお返しが出来るよう頑張って参りたいと強く思う今日この頃です。友峰和尚より