和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3043話 】
2021年 12月 16日 談
寳勝寺境内にて 融雪パイプを設置しました
明後日頃から急激に気温が低下し北陸地方は大雪になるという天気予報ですからもはや猶予は有りません。本日は金沢にお住まいの大安禅寺お檀家様の葬送の儀が午前中に控えていましたが、満を持して寳勝寺境内融雪パイプの設置に全力をあげて取り組みました。雪模様となってからでは設置作業は極めて重労働となります。幸いに本日は曇り空で気温も高く、作業には絶好の日和でした。
クリスマスローズのつぼみ
傳燈寺 本堂裏側にて
また葬送の儀を無事修了した後も伝燈寺の雪囲い設置に出向きましたが、なんと! いつも寺を守って頂いている伝燈寺町の西川久行氏によって既に立派な雪囲いが設置されており、思わず「合掌」いたしました。大安禅寺から運んできた雪囲いの簾は他の兼務寺院に使用したいと思います。
すでに 立派な雪囲いが設置されていました
西川さんに 御礼申し上げているところ
先日掘った側溝も 活躍していました
北陸の天気はこの時期急変し突然の大雪となることが多々あるため、油断すれば何倍もの労苦が伴う作業となります。やれやれ夕刻には全ての作業を終了出来ました! 「長生きは ただ働くの ほかは無し 流るる水の 腐らぬを見よ」とは申せ、和尚の身体にも限界があります。「助けて!」と呼べども答えず、なんともかんとも自分でやるしか無いようです。南無観世音菩薩
傳燈寺境内の 栗の木