和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第2838話 】
2021年 05月 25日 談

自坊の大安禅寺に戻れば和尚宛ての郵便物が沢山届いています。本日は和尚が海清寺専門道場で修業中の頃に僧堂を訪ねて来た当時の若き青年・上田和之さんより、地元奈良県で掲載された新聞記事の切り抜きが同封されたお手紙が届いていました。

上田和之さんです

あれからもう約40年以上経ちましたでしょうか? 毎年年賀状でのご挨拶は続けてきましたが、本当に懐かしく読ませて頂き、さっそくに電話して本人と消息を確認し合った次第です。

花しょうぶ園の草引き

さて清々しい暖かい日和の中、午前中は菖蒲園の草引きをしました。午後には妻よりの招待を受け、文房流晴心会家元の姉崎先生はじめ野口先生、黒川先生と一緒に薔薇園での小茶席となりました。

バラ園にて

姉崎先生はじめ野口先生、黒川先生とともに

テラスでのティパーティ

文房流晴心会御家元 姉崎先生

松雲の間にて

歓談のひととき

いよいよ見頃となった薔薇園ですが、妻が日々手塩にかけて育てているだけに実に可憐で美しく、時折谷間から吹き抜ける初夏の風を受けながらのティーパーティの席となりました。正に「忙中に閑あり」で、日頃の疲れが癒された時間となったようです。友峰和尚より

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