和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第2773話 】
2021年 03月 21日 談
昨日は自坊大安禅寺の春季彼岸会法要を営みましたが、本日は金沢寳勝寺の彼岸会が午前10時半より厳修され、北條英俊総代、須貝外喜夫総代ご夫妻並びにふれあいパーク霊苑より中本大資社長、大竹将人社長、小林朋芳所長の6名が代表して参詣され焼香されました。
令和3年度 寳勝寺春季彼岸会
本来なれば檀信徒の皆様の出席を願いましたが、コロナウイルス感染防止を留意しての法要となりました。来る盂蘭盆施餓鬼会(うらぼんせがきえ)は檀信徒皆様に御出席を頂き是非とも修業したいと思っています。
檀信徒各家先祖代々の御法名を読み上げ 御供養申し上げました
ご焼香される 北條英俊総代
須貝外喜夫総代
祖霊供養の大切さは常々法話の中で説いているわけですが、仏法は「気づきの法」であり「いま何をなすべきか」が常に問われています。祖霊供養を施すことで命の原点を知ることが出来、命が人間にとって一番尊いことは普段から承知しているものの、奇跡に近いほどの縁によって「命を頂いたこと」についての自覚すなわち「気づき」は少ないかと思います。
ふれあいパーク霊苑にて
檀信徒各家先祖供養諷経を修業致しました / 奥の院にて
「祖霊」とはすなわち自己の「命」そのもので、「心と命は絶対不二(ぜつたいふに)」でその命を育むものが「絆」であり、ひいては祖霊との絆でも有ると思います。本日は檀信徒祖霊供養とともにふれあいパーク霊苑各々物故者のご供養も修業致しました。祖霊供養を通して心の無事に感謝する毎日です。友峰和尚より
「桜花無尽蔵」 渓仙 書