和尚のちょっといい話
依然としてコロナウイルス禍の中に有る現在、昨年はほとんどの年中行事や研修会が中止または縮小を余儀なくされて来ましたが、今年に入ってようやく感染防止対策を講じながら教区の行事や自坊の年中行事など再開しようとその準備を進めています。ZOOMを使ったリモートでの会議も増えつつありますが、重要な会議となるとなかなか相互間の意志疎通が難しく、ソーシャルディスタンスや消毒などを徹底すれば開催も可能だと思うものです。
姫水仙 テータテート<Tete a tete>
昨年6月に予定していた臨済宗妙心寺派の「滋賀北陸教区住職研修会」は開催中止となり、その代替措置としてレポートの提出をもって研修会終了証を発行しました。しかしながら研修会開催の重要な事は、教区内における日頃の法務遂行に関する情報交換の席でもありますから、今年はなんとか開催にこぎつけたいと教区教化主事・無量寺住職と電話で話し合い、6月開催を決定させて頂きました。
きんぎょそう
自粛生活や緊急事態宣言が長引けば長引くほどあらゆる年中行事が中止され、超高齢者の皆様はますます世の中から隔離されていくように思います。その孤立した日々の生活環境の中にあって、各寺院の年中行事に参詣することが唯一安心につながるものと思いますから、感染防止の工夫をしながら少しずつ行事の復活を願いたいものです。
さて厳しい寒さが続いていますが、皆様には健康に十分にお気をつけてお過ごしくださいますよう念じています。和尚も毎日約5000歩のウオーキングを実行して健康維持に努めています。頑張って生きて参りましょう! 友峰和尚より