和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第2711話 】
2021年 01月 18日 談
大安禅寺 境内の雪
檀信徒の年頭回礼諷経のため自坊に戻りましたが、先般の北陸豪雪による残雪のものすごさに驚きました! 境内を一周して被害状況を確認してみるとやはり屋根の痛みが激しく、庫裏の煙突は折れ曲がり、雪囲いも支えが折れ、ガラス窓がギリギリのところで難を逃れていました。 幸いに現在諸堂修理保存工事を担当している松浦建設㈱の現場監督はじめ建設作業員方々が通路や屋根雪の除雪をして下さり、本当に助かっています。
雪囲いの内側 支えの貫が折れました
上から見た様子 ギリギリで持ち堪えました
庫裡中庭の残雪 煙突が崩壊
書院の屋根 雪と共に瓦がずり落ち
建物内での 雨漏り
松浦建設㈱の現場監督と作業員の方
この度の北陸豪雪では、金沢と比較すると福井は約2倍ほどの積雪が有り、大安禅寺周辺でもいまだに除雪されていないエリアが至る所に有ります。年頭諷経から帰寺した後はさっそく次の大雪に備え融雪パイプを移動する作業をしました。
孫から 手作りクッキーをもらいました
さて自坊に戻れば孫達が手作りのクッキーを持って挨拶に来てくれましたが、元気いっぱいの孫達の姿に接するとこれまでの疲れも癒されますね。核家族化が進む現代社会ですが、頼りになるのはいつの時代も若者達のマンパワーのようです。友峰和尚より