和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第2680話 】
2020年 12月 18日 談
平成30年2月の豪雪 / 大安禅寺にて
群馬県利根郡みなかみ町ではこの度の年末大雪で約2メートルの積雪となり野菜農家も大変な被害を受けたそうで、被災された皆様には心からお見舞いを申し上げます。ニュースで豪雪の状況が刻々と伝えられていましたが、やはり経験した者でないと雪の恐ろしさなど知る由も有りません。たった2日間で2メートルを超える積雪で、高速道路を走行する車両などは見る見る雪が積もっていく状況に行く手を阻まれ1300台にも及ぶ大渋滞となったそうで、平成30年の2月4日から降り始めた北陸豪雪で国道8号線に於いて約3日間立ち往生となった時の事を思い起こします。
振り返れば和尚は昭和38年豪雪、昭和56年豪雪、平成30年豪雪と過去に3度の北陸地方豪雪を経験したわけですから雪の恐ろしさは十分に承知しているだけに他人事とは思えませんでした。昭和56年の豪雪は12月の大晦日から新年にかけて延々と降り続け、大安禅寺も約2、5メートルの雪にすっぽりと覆われ甚大な被害を受けたものでした。
平成30年2月の豪雪 / 寳勝寺
少林寺にて
昔から恐ろしいものの例えに「地震、雷、火事、おやじ」と有りますが、ここに豪雪も加えて欲しいと思うものです。さて心配された大雪も北陸地方は峠を越えたようですが、北陸の本格的な降雪は年明けですから、油断しないように備えを更に徹底していきたいと思うものです。友峰和尚より
㈱ココ・プランニング 中本大資社長とともに