和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第2535話 】
2020年 07月 26日 談
碗蓮 と ヤマモモソウの花
73年も齢(よわい)を重ねながら、いまだに読みづらい漢字が沢山あることに驚きます。と言うより、これまでの勉強不足を恨みます。今更漢字が少々読めなくても日常生活に不自由を感じる事は有りませんが、やはり僧侶であるという観点からは「読めて当たり前」と捉えられる方が多いのでは?と、最近では努めて難しい漢字の読み方にチャレンジしているところです。
ヤフーのニュース欄でも最近見かけるようになりましたが、知っているようで読めない漢字が紹介されており毎日興味深く見ています。自分がどれくらい読めるか試してもみているのですが、流石にあてずっぽうに読んでいたことに気が付き、自分に失望しています。
本日 も ご供養の一日となりました
「弁える」は「わきまえる」、「拘泥る」は「こだわる」、「口遊む」は「くちずさむ」、「夕星」は「ゆうつづ」または「ゆうづつ」、「木乃伊」は「みいら」、「仙人掌」は「さぼてん」、「雀斑」、は「そばかす」、等々。皆様はスラスラ読めましたでしょうか?なんだ!こんなの簡単よ!と思われた方には拍手です。認知症防止対策としても有効かと頑張って読んでいます。
お多福南天の葉
さて4連休も無事に終わり、まもなく8月を迎えようとしています。8月も旧盆月で15日盂蘭盆会まで読経三昧の日々が続きますが、「億劫(おっくう)」にならないよう精進して参りたく思います。南無観世音菩薩 友峰和尚より