和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第2439話 】
2020年 04月 21日 談
青々とした花菖蒲の成長と共に、大安禅寺もまもなく初夏の季節を迎えようとしています。園内ではモリアオガエルやヒキガエル、トノサマガエルなどがしきりに鳴いていましたが、これとて心地よい響きとなって和尚には聞こえてくるものです。水たまりには無数の卵を産み付けて有りました。薔薇園は今日も妻とお友達の手によって整備が進められていましたが、こちらも順調に育っているようです。
副住職が松雲院庭の掃除をしている姿に禅寺の風情を感じながら、久しぶりに境内を一巡し現在進行中の本堂修理保存工事の現場も訪ねました。何もかもが金沢寺院とは異なり、ゆったり流れる大安禅寺のひと時を満喫したものです。
昨日の夕刻には東京より㈱ココ・プランニングの中本隆久会長と川面専務が寳勝寺にご挨拶に来寺下さり、短い時間ながら久しく歓談出来て大変嬉しく思いました。最近は新型コロナウイルス感染防止の為か、ご来客の方々も皆、短時間の訪問で足早に帰られることが多くなっています。都会の生活と田舎の生活との「ゆとり」の差を感じる今日この頃です。友峰和尚より