和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第2352話 】
2020年 01月 26日 談
「 静 」 大安渓仙 書
時々ブログを振り返って読んでみると、ほとんど寺内での出来事がその大半で、いかに外に出ていないかが窺い知れます。大安禅寺での一日は先ずは境内の外掃除から始まり、終日アトリエと堂内を行き来しその運動量は実に多く、健康を保つには最適な環境でしたが、現在は加齢も手伝ってか外出する事も少なく部屋に閉じこもっての法務遂行が多くなっています。運動不足は当然の事ながら身体のあちこちの機能を低下させ、最近では筋力の衰えからか膝関節痛に悩まされる始末。少子高齢化社会の中で高齢者に一番求められているのは、自分自身が徹底した健康管理を保つことだと改めて自覚するものです。
和尚もスローでは有りますが、健康回復の為に自室でのストレッチを励行するよう努力を始めています。「病みてこそ道心の起こる候 不幸はこれ道の幸いなり」とは花園法皇様のお言葉乍ら全くに同感です。72歳の誕生日を迎え、今後は健康管理と共に身体の強化にも務めていきたいと思っています。誕生日にあたり本日も多くの方々から心温まるお祝いの御品やお言葉を頂き本当に有り難うございました。心より厚く御礼申し上げます。友峰和尚より
チューリップの発芽