和尚のちょっといい話
霊苑 奥の院にて / 紫陽花が咲き始めました
少林寺お檀家の月参り諷経に出掛けましたが、なんとも気持ちの良い初夏の風が気持ちを穏やかにしてくれます。つい先日まで、この時期にしては気温が高く体調が不安定になりがちでしたが、ようやく例年の気温に戻りホッとしています。帰山すると同時に北海道函館市より卑山檀信徒・分部家の御子孫の方が御友人と共にご来寺下さり、しばし歓談したのち早速に改葬成ったふれあいパーク霊苑を視察され、「奥の院」に祀られている分部家の墓碑にお参りされました。つい先日も御先祖を訪ね縁故の方が墓参に来られたばかりで、本当に和尚にとって嬉しいかぎりです。
寳勝寺檀信徒 分部家 御子孫の方 と ご友人様とともに
三界萬霊塔 歴世塔 ならびに 檀信徒各家先祖代々石板の前で お参りをされました
集合墓 宙(そら)にて
ご遠方より御来寺下さり、誠にありがとうございました
さて午後からは福井市内で特別法話が予定されていた為、開眼法要を終えたのち一路講演会場に向かいました。福井県は昔から「繊維王国」の異名を誇るほど繊維産業が盛んで、現在でも繊維関係の会社が多くあります。本日は「福井繊維産元協同組合」の村上真一理事長からの御依頼で、午後1時半より、福井市問屋センター会議場での組合員皆様に向けての特別法話となりました。一日を通して多くの方々との出会いが続いていますが、大安禅寺諸堂全面修理工事が進められている中での御縁となっています。浄財勧募をお願いしながらの精進努力が求められていく昨今です。友峰和尚より
爽やかな風が吹き抜けるなか、本日の御供養が修業されました