和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1876話 】
2018年 10月 07日 談

本日は午前午後とも法務遂行に集中した一日となりました。昨日まで「ゼイゼイ、ガーガー」だった咽喉の調子も今日は「ゼイゼイ、ハーハー」まで戻り、なんとか読経を終えたものの、途中で痰が絡んだときは絶息状況に追いやられ、寺の住職が如何に日頃からの健康管理を求められているか、しみじみ思ったものです。「坊主はお経じゃ!」と師匠から耳にタコが出来るほど、発声の薫陶を受けたものですが、流石に加齢と共に咽喉の調子も衰え始めて来たようです。

 

年忌御法要のようす / 寳勝寺本堂にて

午前中の年忌法要は和尚一人で遂行しましたが、午後からの葬送の儀には体調不良のため桂岩寺様(寺町一丁目)に出頭頂き、本当に助かりました。なにはともあれ、無事に法務を円成出来たことに安堵しました。法務の会場間は車での移動でしたが、三連休の中日とあって、金沢市内は観光客で列をなしていました。特に、ひがし茶屋街から兼六園に至る歩道は人・人・人のまるで大名行列のようにカラフルな様相で、外国人観光客も多く見受けられ延々と続いていました。

 

先日、飛騨高山市を訪れた時もそうでしたが、金沢市内の名所も最近では観光客の人気度が急上昇しているようです。さて、皆様お元気にお過ごしでしょうか? 季節の変わり目はどうも体調不良になりがちですね。どうかくれぐれも御身ご自愛ください。友峰和尚より

 

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