和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第1869話 】
2018年 09月 30日 談
小菊が咲き始めました / 寳勝寺式台玄関にて
リアルタイムで台風24号の北上が伝えられる中、終日読経三昧の一日となりました。幸いに午前中も午後からの法要にも台風の影響はありませんでしたが、夕刻には風もいっそう強まり今夜半の北陸地方通過が心配されます。
午前9時より 寳勝寺檀信徒 落合家の祥月命日忌御法要を修業しました
前田様とともに いつもありがとうございます
午前11時より 年忌御法要並びに開眼納骨供養を修業しました
ふれあいパーク霊苑にて
それにしましても、午前中の供養は年忌法要の後に霊苑での開眼納骨供養だっただけに、ずいぶんと台風の接近を心配したものでした。しかしながら御親族皆様のご精進と恩徳のおかげで無事に修業出来たことを大変有り難く感じたものです。「災害は忘れたころにやって来る」などの諺はもはや通用しない今日、防災に関する日頃からの備えは必須の事柄となって来ています。
午後より 少林寺檀信徒 青木家の年忌御法要を修業しました
寳勝寺の建造物は耐震補強工事が成されているため本当に安心です。7年前、和尚が着任した当時は少しの風でも本堂が煽られ、天井からはごみがバサバサ落ちてきたものでした。現在、金沢市内の各所で「2018東アジア文化都市」の展覧会が開催中ですが、野外にも多くの作品が展示されているだけに強風が心配されます。何より無事の通過を願って止まないものです。友峰和尚より
寳勝寺 中庭のほととぎす