和尚のちょっといい話
定家かずら の つぼみ / 寳勝寺 式台玄関にて
四月も矢の如く過ぎて行き、まもなく五月「皐月」を迎えます。「光陰矢の如し 時人を待たず」で、加齢と共に月日の過ぎゆく速さも加速しているかのように錯覚するものです。尚更の事、一日一日を大切に無駄なく過ごさねばなりません。今日は来客応対に終始した一日となりましたが、不思議なもので人とのご縁とはどうやら集中してくるようです。どのお客様も長年ご厚誼を頂いている方ばかりで、金沢に居を変えても法縁はずっと繋がっているようです。
福井窯業株式会社 近藤社長様とともに
午前中のお客様は福井窯業㈱の近藤社長様で、この度新しく「㈱ふくいブルー」という会社を設立されたとのことで御挨拶に来られました。この会社は福井の名石「笏谷石(しゃくだにいし)」を装飾品として開発した会社だそうで、和尚もこれまでにその作品を頂きました。笏谷石独特の淡いブルーの色合いが特徴で大変気に入っています。作品は大安禅寺に有る為、またの機会に紹介したいと思います。午後からもお客様が続き、まさに「広長舌(こうちょうぜつ)」の一日でした。
寳勝寺檀信徒の北條様と 杉本様とともに
楽しい事、悲しい事、嬉しい事、辛い事、歓談の話題は様々でしたが、皆様が元気にお過ごしである事が共通点だったように思います。元気でいれば、なんでもできる! 猪木さんの言葉ながら全くその通りで、皆様それぞれの元気なお姿を拝見して和尚も元気づけられました。お互いに日々元気に頑張りましょうの言葉を交わしお開きとなりました。ブログをお読み頂いている皆様! 元気にお過ごしくださいね。友峰和尚より
ふくいブルー 笏谷石(しゃくだにいし)の水盤 茶器
画像は福井窯業㈱様のホームページからお借りしました