和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1631話 】
2018年 02月 04日 談

朝日が雪面を照らし、春の到来を告げるかのように立春を迎えました! 昨晩は約400名近い地元の方々で堂内が埋め尽くされ、節分会と鬼やらいに引き続き福引大会が盛大に行われ、子供達の元気にはしゃぐ姿を嬉しく見守ったものでした。

平成三十年度 「節分会」 御祈祷のようす / 大安禅寺 本堂にて

北陸地方の長い長い雪の季節から心を解放するため始めた「節分会大祭」も今年で40年になろうとしています。最初は100人足らずの参加者でしたが、今では多くの善男善女方々が御来寺下さって福引大会も盛大なものと成っています。お寺との御縁のある多くの企業の方々からも福引景品を贈呈下さり本当に感謝の言葉も有りません。心から厚く御礼申し上げます。少子化の進む地元各町内に有って、少しでもお寺と子供達との法縁を結んで頂く為の行事でも有り、今後も継続できればと願っています。鬼やらいの前には地元劇団の「紙芝居」が上演され、「お互いの和合の大切さ」を子供達に諭していました。

紙芝居の上映

鬼やらいにて

福豆まき と 大福引退会 / 枯木堂にて

昔のお寺では日曜学校行われ子供達が大勢参加していましたが、近年の少子化に伴い、お寺と子供達の繋がりも少なくなって来ています。仏教がクローズアップされる今の社会の中で、子供がお寺に自由に出入りできる環境を提供する事も、布教活動の重要な課題となって来ているようです。さて立春を無事に迎える事が出来、和尚も気分一新!大いに若返りを図りながら新芽を吹いていきたいと念じております。友峰和尚より

今朝のようす 茶礼での孫たちとのひととき

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