和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第1595話 】
2017年 12月 30日 談
大安禅寺 鏡餅の設え
明日の大晦日を前に、副住職が大鏡餅を真前にお供えしました。愈々あと一日で今年も終わりを迎えるのかと思うと、感慨無量の思いがこみ上げてきます。この一年は振り返る時間も余裕も無く、あっという間に師走月を迎えました。昨年の今頃は「ふれあいパーク霊苑改葬工事」の真っただ中で、期待と不安が交差した中での年末でした。7月には遂に霊苑改葬工事竣工を迎え、それに引き続き盂蘭盆会厳修並びに10月には本堂修復工事落慶と、ふれあいパーク霊苑竣工法要が盛大に挙行され、息つく暇もなく今日に至りました。
今年の除夜の鐘撞きは和尚の人生にとっての想い出の音色として記憶される事と思います。西暦2000年を記念して除夜の鐘と同時に大安禅寺境内から打ち上げ花火を打ち上げた事がつい先日のように感じますが、あれから17年が過ぎ、今では副住職が迎春の準備を取り仕切っています。本日は全てのお堂に鏡餅が備えられ、元旦祈祷会の設えも万事整い大晦日を待つのみとなりました。ゆく年くる年! 諸行無常の真理の中に脈々とあらゆる法が伝授されていく事の喜びを感じ取る今日この頃です。
明日の夜11時50分から除夜の鐘が撞かれますが、どうかこの一年の無事に感謝し新年を皆様と共にお迎えしたいと思いますので、多くのご参加を願っています。今年一年間、「ちょっといい話」のブログをご覧いただき心より感謝申し上げます。有り難うございました。友峰和尚より