和尚のちょっといい話
金沢21世紀美術館学芸員の方とともに 少林寺の視察
お天気が良いと本当にホッとします。一日のうちでも目まぐるしく変化するこの時期の北陸地方特有の気候ゆえに、ついつい表に出たくなるものですね。朝一番に少林寺に出向き、金沢21世紀美術館の学芸員並びに関係者の方々へお寺の中を案内しました。文化庁事業の「2018年東アジア文化都市」開催都市として金沢が選定されたそうで、中国・韓国の現代美術アート作家が来年の9月から11月にかけて金沢市内の数ヶ所で作品展を開催予定で、その候補地のひとつとして少林寺の視察に来られました。
韓国から来日された プロモーターの方だそうです
国選定重要伝統的建造物群の寺町ですが、最近では観光客も増えつつあり、空洞化を防ぐためにも寺院の有効活用が求められています。また来年は寳勝寺庫裡修復工事も予定されており、その工事関係者に少林寺建造物を見て頂きました。どうやら金沢兼務寺院の普請事業は、まだまだ終わりそうにないようです。
少林寺本堂の状況を視察
少林寺 先々代住職の奥様
午後2時半には富山県魚津市より「平成会」の6名様が「楽く楽く法話」を聞きに来られましたが、そのグループの中に日頃からご厚誼を頂いている伊東紀一氏がおられ、法話後は皆様と一緒に歓談しました。伊東氏とは「魚津市法人会」特別法話にて大変お世話になり、それから長らく御縁を頂いている方です。
本日の楽く楽く法話にて
法話終了後、おもてなしの茶礼
伊東様とともに 御来寺賜り誠に有難うございました
一日の中でも多くの人との出会いが生じていきます。「人生とは出会いの旅である」とはよく言ったものです。明日もまたどんな出会いがあるのか楽しみです。友峰和尚より