和尚のちょっといい話
11月24日は「いい富士」の日なんて和尚が勝手に決めましたが、日本の霊峰「富士山」はやはり日本一だと思います。和尚も一度ぐらいは登ってみたいと思っているのですが、どうやらその望みも叶いそうにないようです。富士山などは登るより遠くから眺める方がずっといいと言う方も多くおられます。要するに姿かたちが他に類を見ないほど美しいのが特徴だからです。確かに昔々箱根の方から眺めた事が有りますが、それはそれは見事な美しさでした。何よりも富士のすそ野まで広がる雄大な景色には感動したものです。「お富士さん 霞の衣ぬがしゃんせ 雪の肌が見とうござんす」なんて唄った方が有りますが、本当に粋な歌ですね。それほど美しいお山だという事です。さて北陸は白山と立山ですが、こちらも負けてはいません。冠雪を抱く白山連峰も実に美しいもので、特に大安禅寺から眺める白山はまた格別なものが有ります。昨晩はアメリカニューヨーク州よりサラ・ローレンス大学教授のグリフィスさんが久しぶりに来られました。以前、サラ・ローレンス大学の学舎内で墨蹟と禅画の個展を開催しましたが、今では懐かしく感じています。
ニューヨーク州 サラ・ローレンス大学
サラ・ローレンス大学 先生方との交流
学生たちへの 書道クラス
文房流晴心会野口支部の皆様による 生花とお茶のデモンストレーション
仏教を学ぶ 学生たちとともに
本日夕刻、寳勝寺にて グリフィス教授とともに
教授とは西宮市・海清僧堂で出会い、以後家族ともども約50年のお付き合いをしています。いつの日か機会が有ればもう一度ニューヨークで個展を開催してみたいと願っています。世界中の多くの方々とのご縁が新たな希望を生んでいくようです。友峰和尚より