和尚のちょっといい話
平成三十年 迎春の門松 / 大安禅寺境内 本日設置されました
大安禅寺境内に門松が登場しました。見事なまでの一対の門松ですが、大安寺観光協会主催により、卑山御用達 小森庭園主・末政幸憲氏の指導のもと藤田通麿会長はじめ中内豊氏・宮田康孝氏・桜井雅信氏が立てられました。門松を最初に立てたのは平成3年ですから、今年で27回目という事になります。そもそも11月のこの時期に立てるようになった理由は、北陸地方は十二月になると雪が降り、卑山の山に自生する竹や松や梅の木の伐採が困難になるため、観光客も多いこの時期に皆様にも一足早くお正月気分を味わって頂こうと企画されたものです。
毎年この門松のテーマを決めますが、今回は来年の法話の御題でも有る「随処に主となる」としました。午前中にはさっそくに富山県小矢部市から来寺された団体様が、法話終了後門松と共に記念写真を撮っておられました。先ずはめでたし!めでたし!
本日の生き生き法話のようす
お帰りには、門松を鑑賞されました / 地元福井のテレビ局の取材を受けておられるようす
この門松が登場すると、いっきに迎春の準備が加速されていきます。今では福井の風物詩にもなっている大安禅寺の門松ですが、今後も末永く続けて行って欲しいものですね。 昔から目出度きものの縁起物でも有る「松・竹・梅」ですが、完成した門松にお神酒を備えると「まつたくうめ~」って神様がお喜びになるそうです。
また今日は今は亡き先代十九世實道和尚の祥月命日でも有り、昨日は亡き母の月命日でも有りました。午前九時より家族と職員とで両親の法要を営みました。勤労感謝の日でも有る本日は多くの方々に感謝した一日となったようです。夕刻のニュース番組でも門松の話題が報道されました。皆様も是非ご参拝ください。友峰和尚より