和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1442話 】
2017年 07月 30日 談

7月もあと一日を残すのみとなりましたが、北陸地方はいまだ梅雨明け宣言が出されていないわけで、実に蒸し暑い日が続いています。皆様にはお変わりなくお元気にお過ごしでしょうか。午前中は寺カフェの裏方にまわり、午後からは野町・少林寺先代住職様の命日法要に出頭しました。滝のように背中を伝って落ちる汗をもろともせず「無字三昧」の行と成りました。快適なクーラーの効いた室内に居たのでは「無字三昧」の心境などとてもとても体得できないものです。本職が僧侶でありながら腹の底から全身全霊で唱える読経は実に爽快に感じるものです。「なり切る 捨てきる おもい切る」これが禅坊主の真骨頂だ!!なんて師匠がよく言っていたのを思い出します。されど今日のような蒸し暑さの中では「捨てきる」ことの難しさを思い知るものです。

さて「宝勝寺ふれあいパーク霊苑」もオープンしてちょうど一週間が経ちました。少しずつ乍ら毎日コンスタントに霊苑見学に来られる方がおられ、嬉しく思っています。霊苑事務所スタッフの皆さんもこの熱波の中を見学の方に丁寧に説明されている姿には合掌します。「お客様は神様です!」とは昔、歌手の三波春夫さんが言っていた言葉ですが、ここでは「お客様は仏様です」からお客様には合掌しましょう!

レンズからもわかる 北陸の梅雨の 蒸し暑さ です

夏も 薔薇 が 咲き続けています

何事もそうですが、新しい価値観を創造するのには時間がかかるものです。一所懸命の姿こそ仏の姿です! 真実を行ずる者には必ず必ず仏天の御加護が有るのです。自分の喜びが他人にも伝わって行くように、懸命に努力を続けて参りたいものです。友峰和尚より

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