和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第1400話 】
2017年 06月 18日 談
6月も中盤を過ぎて参りましたが、北陸地方は未だ梅雨入りもなく毎日穏やかな天気が続いています。大安禅寺の花菖蒲、紫陽花、薔薇の3つのお花も昨日満開宣言が出され、日曜日の今日は朝からお花を楽しむ大勢の入場者で賑わったとか、本当に嬉しく思いました。長年、手塩にかけて育てて来たお花だけに、感慨無量の思いが有ります。今後どこまで続けられるかは、和尚の体力次第ですが、皆様に喜んで頂ける間は頑張って整備を続けて行きたいと願っています。
「楽く楽く法話」が行われました
昨晩寳勝寺に移動して、本日の「楽く楽く法話」催行に備えましたが、寳勝寺全体の復興も最終段階に入っており、歴史的建造物を後世に伝えていく事の重要性を実感しています。また復興と同時に、再び卑山での人々の輪が広がりつつあります。
リスナーの方々は高山市からの団体様並びに地元菊川町公民館の皆様でしたが、寳勝寺に人の賑わいが戻って来ることを本当に感謝しています。高山市からのお客様は、法話終了後に寺カフェでゆっくり寛がれていきました。和尚の理想とする寺院の姿は人々の賑わいと心の休息所です。「楽く楽く法話」はあくまで法縁を結んで頂く為の手段にしかすぎません。大切な事はお寺を使って頂くところに有ります。寺の歴史を感じ、本尊佛の御利益を感じ、住職との交流を図る事が、心の安心を生んでいきます。大安禅寺も寳勝寺も「出会いの寺、ふれあいの寺、和み合いの寺」として、今後も化縁〈けえん)活動を継続して行きたいと念じています。友峰和尚より