和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第2907話 】
2021年 08月 02日 談
石川県内に「まん延防止等重点措置」が今日より1ヶ月間にわたって発令されましたが、その途端、寺町界隈から人影がまったく無くなり実に蝉の鳴き声すら止まったような感じがする一日となりました。地元テレビニュースでも、金沢の人気観光地・ひがし茶屋街が閑古鳥となった様子が映し出されていました。
そんなコロナ禍のなか「日中友好の朝顔」の花が幾つもの見事な大輪の花を咲かせています。今年は気温が高いせいか色も鮮やかで赤紫の花弁に白筋がくっきりと浮かび上がるように咲いています。寳勝寺の夏の風物詩にもなりつつある「日中友好の朝顔」、皆様にもぜひ花を愛でて頂きたいと願うものです。
「堤春生日本画展」にて
桂岩寺ご住職 と 現代写真スタジオ・加茂正光様 です
寳勝寺檀信徒の 安田様 です
「楽しみは 朝起き出でて 昨日まで 無かりし花の 咲ける見る時」とは福井の生んだ幕末の歌人・橘曙覧(たちばなのあけみ)の有名な歌ですが、誠にその通りで朝方に観賞する朝顔には感動すら覚えるものです。そこで和尚の一句、「楽しみは 扇の如く 次々と 咲けよ伸ばせよ 朝顔の蔓」如何でしょうか?オリンピックアスリート応援の一句でした。友峰和尚より