和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第2879話 】
2021年 07月 05日 談
一般社団法人・全日本司厨士協会北陸地方本部主催 物故者法要
7月3日土曜日に発生した熱海市伊豆山の集中豪雨により被害にあわれた皆様に心からお見舞いを申し上げます。本日は午後1時より、大安禅寺枯木堂において「一般社団法人・全日本司厨士協会北陸地方本部主催 物故者法要」が修業されるため一路自坊に戻りましたが、卑山・花園霊苑の一角に今から26年前、レストランジャルダン(福井市文京)シェフで現代の名工・黒味傳氏ならびに欧風料理モンシェルトントン(福井市中央)の加藤祥師氏が発起人となり司厨士協会慰霊塔が造立され、以来今日まで毎年欠かさず物故者総供養が修業されてきました。現在はコロナ禍のため協会幹部の方のみが参詣されての慰霊祭となりましたが、これまでは東京を始め全国から幹部の方々が多数ご出席され厳粛に法要が執り行われてきました。
幹部の方々とともに / 愈好亭にて
法要終了後には小浜・常高寺様に所用で出向きましたが、降りしきる雨の中での走行となりました。ニュースでは線状降水帯が長時間停滞し各地で土砂災害警報が発令されているとの事、最近頻発する自然災害には本当に心を痛めます。常日頃から油断は大敵で十分な備えが大切かと思いますが、どうやら近年は「備うれども憂い有り」の状況下にあるようです。防災には更なる注意喚起が求められているようです。友峰和尚より