和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第2507話 】
2020年 06月 28日 談

昭和34年9月27日 得度式  / 大安禅寺本堂にて

大安禅寺の山門修復保存工事が現在進められています。その山門横を通過するときには、車内に有って必ず合掌しています。以前は山門の中央を通り抜けていましたが、大型観光バスが通れるようにと今から約40年ほど前、山門横の道路工事をしました。

山門は「三門」並びに「産門」とも言い、寺院に於いては極めて重要な建造物です。確かに、卑山に於いても創建当初(1658年)は山門と中大門と本堂門の三カ所に門が有りましたから、その意味では「三門」が正しい呼び方なのかもしれません。

和尚の晋山式(住職就任式)の際には、山門で入寺の誓いを告げる香語(偈)を唱えてから門をくぐりました。 思えば昭和34年9月27日、小学5年生の時に得度式(僧侶になる式)を挙げて今年で法臈(ほうろう)62年になります。山門を通過する度に昔を懐かしく想う今日この頃です。友峰和尚より

令和2年6月28日 山門修復保存工事

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