和尚のちょっといい話
早朝、健康祈願の御祈祷を修業しました
8月も残り3日となり、長い夏休みを終えた子供達も宿題の点検に余念が無いようです。毎年繰り返される光景ながら、なんとも子供の頃が懐かしく蘇えって来るようです。寳勝寺カフェ利用の観光客も落ち着きを見せ始め、普段の静かな流れになっています。
本日の「楽く楽く法話」 / 富山県より 寺院女性部の皆様
本日は午後1時半より「楽く楽く法話」が催行されましたが、法話をしながら秋の気配を感じていました。いつのまにか蝉しぐれから秋の虫の声に替わりつつあり、時折部屋の中にキリギリスが飛び込んできます。朝から小雨模様となったものの猛暑には変わりなく、ここに来て湿気が身体にまとわりつくような感じで、なんとも身体の調子を整えるのが難しい昨今です。明後日は午前10時より、長浜市・良疇寺様を会場に、「花園流御詠歌 滋賀北陸教区発展拡充会」が開催予定となっており、9月1日2日は寳勝寺にて「滋賀北陸教区 住職研修会」が開催されるなど、秋も法務の予定が目白押しとなっています。
振り返れば今年のお盆月は今までに経験したことも無いほどハードな法務遂行が続き、自分でもよくぞ無事円成出来たものだと感心します。何が自分をそんなに奮い立たせるのかと考えてみますが、もはや気力だけでは説明がつかない状態です。人生「元気・根気・やる気」が大切と踏ん張っていた五十代を懐かしくも思います。今の自分を支えてるものは恐らく、自己の信念のみなのかも知れません。「古稀まれなり」とは昔からの言葉ながら、健康で法務に従事できる事に感謝の念でいっぱいになります。「ありがたや 師の恩おもう 如意の跡」 友峰和尚より