和尚のちょっといい話
大安禅寺 花菖蒲
今日は端午の節句です。全国でわんぱく子供フェアと称して多彩なイベントが行われ、ニュースでも色々取り上げられていました。最近の子供はマッチを始めノコギリなどの使い方を知らないそうです。その他にも金づち、ナイフ、庖丁、挙げればキリが有りませんが、我々が子供の頃、当たり前のように使いこなしていた大工道具やレトロな日用品も上手に使いこなせないというので、子供の日に因んで「日曜大工体験コーナ」を設けて大人が指導するイベントも人気があるようです。それはそれで良いアイデアだと思うのですが、肝心の親たちにとっては重労働らしく、やはり定番の水族館や遊園地、動物園に出掛けるのが圧倒的人気だそうです。
大安禅寺の坐禅修練道場「枯木堂」の前に立てられたポールに悠々と鯉のぼりが泳いでいましたが、ずいぶん昔のことながら子供の日に枯木堂で「親子坐禅教室」を開催したところ、大勢の親子連れが参加して下さったことを思い出していました。子供の無事成長を願い、親子で共通の体験をしてみるのも今の時代には大切な事かと思いますね。
寳勝寺檀信徒 清田様ご家族 と ともに
さて、寺カフェは観光客の方々で賑わいを見せていましたが、「子供の日」とあって家族でカフェを楽しんでいる姿も多く見受けられた一日でした。今日は横浜からのお檀家さんとも久しくお話することが出来ました。忙中に閑あり!午後からは、大型連休の名残を惜しむかのようにお客様の笑顔としばしの歓談を楽しむ光景が印象的でした。さて、皆様はこの連休をいかがお過ごしでしたか? なによりも無事が一番ですね。お元気にお過ごしください! 友峰和尚より