和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第1655話 】
2018年 02月 28日 談
融雪が進む 大安禅寺境内
6月恒例、卑山「花菖蒲祭」の開催準備が始まっています。午前中にはポスターとパンフレット校正の打ち合わせに同席しましたが、近年は少子高齢化の加速に伴いイベント広報の在り方にも工夫が必要になって来ています。これまでのようなテレビコマーシャルやパンフレット配布だけではなかなか、広く確実な情報を市民に伝えることが困難となっているほど、価値観も多様化を迎えているようです。
卑山の花菖蒲祭も今回で35年目を迎えます。園内の紫陽花に加え、3年目を迎えた薔薇園では妻が手塩にかけて育てている幾種類ものバラが見事な花を咲かせます。長い長い雪の季節から解放され、多くの木々や花達に囲まれる初夏を一気に迎える水無月は本当に楽しみです。雪解けを待って園内整備が始まりますが、花菖蒲の世話も早38年間になり、当初の色々な苦労が思い出されます。和尚にとっては一年に一度の花達との会話期間でもあり、まもなく整備のスタンバイに入る予定です。
今日は、以前卑山に勤められていた木下昭子さんが豪雪被害お見舞いと手造りのケーキを持参くださいました。出来立ての温かいチーズケーキ、冷やしてから食べてくださいとの忠言でしたが直ぐに頂きましたよ。「ホットチーズケーキ」で、とても美味しかったです!御心遣いを頂き、厚く御礼申し上げます。境内の融雪作業が急ピッチで進められ、少しずつお庭も元の姿を現しつつある昨今です。友峰和尚より