和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1580話 】
2017年 12月 15日 談

久しぶりにお日様が顔を出してくれました。境内は先日の大風で辺り一面杉葉だらけ、午前中は雪解けを見計らって外掃除に専念! 御仏が和尚の命を卑山に授けてくれた理由がよく納得できます。身長181センチ体重90キロの頑丈な身体でなければ大安禅寺など守れるものでは有りません。成る程!父親も専門道場の歴史に名を残すほどの力持ちだったとか。寺を維持していく為には一秒とて休んでいる暇など無いのです。歴代の住職が頭を使い身体を使いこなしての約四百年に渡る寺院維持なのかも知れません。「なにくそ!負けてたまるか!」の精神は日々の修行の中から生まれて来るのだと思います。

外掃除終了後は、再び来年の干支色紙描きに集中して頑張りました。すでに二百枚近く描いたものの、まだまだ足りません。和尚の干支色紙が御法縁を頂いている方々の手元に届くまで頑張りましょう。少しずつですが犬の絵にも動きが出てきたようです。

本当に、人間の神経細胞の素晴らしさを感じ取っています。描けば描くほど指先が自由に動いて犬の姿を形成していきます。いったい誰がそのような指令をしているのでしょうか? 自分の心だと言っても掴みようが有りませんから、「無心の心」とでも言っておきましょうか。職員が手伝いながら「和尚さん、この絵はスヌーピーに似ていますね。」と言われました! 正確には「ビーグル風」です。さあさあ頑張って描き続けましょう!友峰和尚より

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