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第2179話

2019-08-06

いや~暑いですね! が日々の挨拶になっていますが、今日も36℃を越える猛暑日となりました。台風8号の北陸への心配は無かったものの、その影響から来る熱波には流石に熱中症を防ぐのが精一杯といったところです。本来火曜日は休寺日なのですが、夏休み中ということで観光客はじめご家族連れ皆様の休息所として寺カフェもいつもより早めのオープンでした。

 街の蝉時雨の中でのカフェもなかなか風流で、ましてやお寺の風情も相まって観光客の皆様には好評を頂いています。また最近では寺内での年忌法要が増えて来た為、カフェ利用のお客様にはご了解を頂いて読経していますが、これぞ本当の「寺カフェ」なのかもしれませんね。

さて本日は午後5時よりANAクラウンプラザホテル金沢に於いて、全日本司厨士協会石川県本部会長で株式会社川本 代表取締役社長・川本紀男氏の「フランス共和国農事功労章シュバリエ受勲祝賀会」にご招待を受け、出席することとなりました。少しずつですが金沢での親交が深まりつつある今日この頃です。友峰和尚より

第2178話

2019-08-05

寺カフェの看板新調のため ヨシダ宣伝の吉田さんと打ち合わせ

皆様には猛暑のお見舞いを申し上げます。ニュースでは高齢者の熱中症患者搬送を伝えていましたが、特に農作業中の事故が相次いでいるようですから屋外作業には充分に注意して頂きたいものです。部屋の中でも30℃近くあるのですから、外に至っては恐らく37℃くらいになるのではと健康状態を危惧します。夏休み中という事で寺カフェは連日開業していますが、外国人観光客が目立つ一日となりました。

 

高倉さん御夫妻 が 夏のご挨拶に来て下さいました

 

ふれあいパーク霊苑 夏の庭

本日は午前・午後とも年忌法要とふれあいパーク霊苑納骨供養を修行しましたが、ひとたび外に出ると滝のような汗が背筋を滴り落ち、諷経を終える頃には全身汗びっしょりとなりました。まもなく大安禅寺の盂蘭盆会棚経の為に帰寺しますが、まだまだ盂蘭盆祖霊供養が続いて行きます。「読経三昧」の修行こそ無心無碍の境地に浸ることが出来ます。お経を唱える歓びを感じながら父母の恩に感謝する毎日です。友峰和尚より

玄関にて / 江雲庵御住職から頂いた風鈴

第2177話

2019-08-04

大通りから見た 霊苑管理事務所

8月最初の日曜日も、昨日に引き続き35℃と猛暑に見舞われた一日となりました。寺カフェ利用のどのご家族方も汗だくで入ってこられ、冷房の良く効いた室内で長時間過ごしておられたのが印象的でした。先般、宝勝寺ふれあいパーク霊苑管理事務所の対面に完成した「谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館」ですが、本当に真正面に建造されたため、記念館からは宝勝寺ふれあいパーク霊苑事務所が良く見えます。

 

道路を挟んで正面に 「谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館」 があります

これまでは寳勝寺山門からが正式の寺カフェ入口でしたが、記念館完成と同時にふれあいパーク霊苑管理事務所前にも看板を設置したところ、事務所入口のほうからも観光客が入られるようになり、またふれあいパーク霊苑を見学される方もおられ有り難し!有り難し!といった状況です。

 

松浦建設㈱ 松浦弥社長御夫妻とともに

本日は、現在大安禅寺の全面修復工事を施工しておられる石川県能美市湯谷町の松浦建設㈱ 松浦弥社長御夫妻が暑中お見舞いのご挨拶に来寺下さいました。順調に基礎工事が進められているとのことで、大変感謝致しております。猛暑日の続く毎日ですが、皆様に於かれましてはくれぐれも御身ご自愛くださいますよう祈念申し上げます。友峰和尚より

羽咋市より 酒井様 と 児玉様が 来寺くださいました

 

第2176話

2019-08-03

吉田裕介君 真由さん御夫妻が ご両親と共に来寺くださいました

 

大本山妙心寺宗務本所発行の機関紙「正法輪」8月号が届きました。「臨済禅とは何か? 臨済宗における“業”の観念」と題して京阪教区梅松院・本多道隆副住職の文が掲載されており、さっそく読んでみました。和尚の法話の中でも人間の「宿業」について取り上げているのですが、そもそもあらゆる伝統仏教の原点は人間の「業」の問題に端を発しているだけに、どのように説いているのか興味深く読んだものです。

 

 

世間一般的には「あの人は業が深い」などと使われていますが、仏語としての「業」の意味は「人間の身・口・意の三業によって行われる善悪の行為」となっています。あの有名な一休禅師の墨蹟に「諸悪莫作 衆善奉行(しょあくまくさ しゅぜんぶぎょう)」と有るように、悪を為さず善い行いをせよというのが結論のようです。

 

 

さて自坊より依頼の色紙書きをしましたが、室内温度が34℃ともはや蒸し風呂状態の中での作業となりました。耳鳴りに肩凝りと「善行」を修する事の難しさを感じました。「言うは易く行うは難し」です! まさに自業自得の世界かも。友峰和尚より

 

第2175話

2019-08-02

    

連日の猛暑日で心身疲労に悩んでおられるご高齢者皆様には、心から猛暑お見舞い申し上げます! 大型家電スーパーでは扇風機も冷房機具も飛ぶように売れているとか! 家の中でも30℃は軽く超えている感じで、外気に於いては更に35℃と高く熱中症には十分気をつけなければなりません。高齢者の中には冷房を嫌う方も多く、しかしながら扇風機ぐらいでは焼け石に水状態ですから、本当に健康が心配されます。

 

㈱豊蔵組様から頂いた西瓜です、大変美味しく頂きました!

さて8月に入り、猛暑も影響してか寺カフェ利用の観光客の方が増えてきました。また本日は宝塚市より姉の長男・樗木克則さんが寺に寄ってくれました。仕事の関係で金沢に来られ帰りに寄ってくれましたが、約2年ぶりの御目文字でした。話題は「いとこ会結成」の件で、兄弟の従妹たちも皆成長しているため一度全員が集まろう!という提案をしました。和尚も72歳! 従兄妹も孫達も全員揃って参加し無事で有る事に感謝したいと今から楽しみにしています。友峰和尚より

甥の樗木克則さん が 和尚に会いに来てくれました

第2174話

2019-08-01

今日から8月「葉月(はづき)」! 本当に連日の猛暑で木陰を探しながらの歩行となっています。月初めは寺町界隈も人通りが少ないのですが、夏休みという事も有って本日は観光客の姿が目立ちました。特にニュースでも今話題になっていますが、大型クルーズ客船が金沢港にも入港するため外国人観光客も目立つようになって来ています。

最近では寺カフェのお客様の大方が外国人旅行者で占められる日もしばしば見受けられるようになって来ました。日本を訪れる外国人観光客が2018年に約3千万人を突破したと言うのですから無理からぬ話です。

 

清野さんとともに

さて、午前中に少林寺御檀家の月参りに出掛けた後はしばし休息しましたが、明日からは旧盆の盂蘭盆会修行の準備に入りたいと思っています。午前中にはふれあいパーク霊苑スタッフで㈱ココ・プランニング本部職員の清野さんが東京より来寺下さり、久しく歓談しました。旧盆を迎え再び墓参の方が増えて来た今日この頃です。友峰和尚より

第2173話

2019-07-31

あっという間に35℃を越える猛暑日となりました7月最終日。今日から寺カフェでは満を持して「カキ氷」を始めましたが、職員が描いたカキ氷の看板が功を奏してか注文が相次ぎました! 。まもなく旧盆を迎えようとしていますが、夏休み中とあって子供連れのご家族も多く見受けられました。

 

文房流晴心会 野口先生 と お弟子の丸子さん とともに

午前中に依頼されていたご祈祷を修行し、ちょうどご祈祷を終えた頃、福井より野口美智子先生と丸子信子さんが暑中お見舞いのご挨拶に来寺下さり感謝申し上げた次第です。携帯電話には熱中症情報が次々と入り常に警告音が鳴っていましたが、全室冷房の部屋もフル回転状態乍らじっとりと汗ばむ始末でした。

お暑い中をご来寺くださり 厚く御礼申し上げます

岡部様と お母様とともに

午後からは命日忌諷経を本堂で修行しましたが、幾分気温も落ち着き安堵したものです。高齢者の皆様にはくれぐれも熱中症には気を付けて頂きたいと思います。外にあっても室内に有っても、水分補給が大切です! 明日からは葉月に入ります。葉が生い茂る月! 外出した時には木陰に入って身体を休息させたいものですね。友峰和尚より

 

第2172話

2019-07-30

寺カフェの 夏メニュー

今月も残りあと一日となりました! 皆様に於かれましては連日の猛暑で大変お疲れのことと思いますが、心から暑中のお見舞いを申し上げます。7月はお盆月ということで、卑山では年々、ご先祖始め今は亡きご両親の霊供養をされる方が増えており本当に安堵しています。ふれあいパーク霊苑にも毎日参詣される御婦人もおられ、献花と線香の煙が絶える日は有りません。明後日から旧盆月に入りますが、和尚も地元・大安禅寺に戻り、盂蘭盆大施餓鬼会の準備に入りたいと思っています。

室内の 模様替え

江雲庵ご住職から頂いた ちりめんの飾り

手作りの小物コーナー

さて、8月「葉月」を迎えるにあたり、休寺日を利用して志納所やカフェの模様替えをしました。カフェメニュー看板も職員が書き替え、少しでも清涼感のある雰囲気づくりに心掛けています。今後もまだまだ続く猛暑だそうですが、これからは里帰りのご家族も急増する旧盆の時節、ゆっくりと寛いで頂ければと思っています。友峰和尚より

 

 

 

第2171話

2019-07-29

「谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館」外観  / 公式ホームページよりお借りしました

寳勝寺のある寺町5丁目に、建築家の「谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館」がこの度オープンしました。寳勝寺ふれあいパーク霊苑事務所より道路を隔てた対面に建造され、実に立派な建物ですが、谷口吉郎氏は昭和期の日本を代表する建築家で出光美術館など全国に多数の建築設計をされています。またご子息の吉生氏も現在活躍中の建築家で地元の鈴木大拙館などを手掛けており、今後金沢市内観光名所の一つとなりそうです。詳しくはホームページをご覧頂きたいと思いますが、寳勝寺カフェ利用の後に見学されてみては如何でしょうか。寺町界隈が少しずつ整備されつつ有り、古い町家なども次々とリフォームされ民泊施設や作家たちの展示場にもなっているようです。「谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館」のホームページはこちらからどうぞ → https://www.kanazawa-museum.jp/architecture/

 

第29回講座 住職学「日々是好日~つねに新しい瞬間~」

和尚は現在、野町・少林寺の法務遂行に力を入れていますが、こちらは「金沢の達磨寺」を目指して布教活動に入りたいと念じています。今年の秋頃にはフランス・サンリス並びにアメリカ・サラローレンス大学墨蹟禅画回顧展を少林寺本堂で開催したいと計画しています。今年の10月29日から30日には富山県高岡市の国泰寺に於いて、第29回講座 住職学「日々是好日~つねに新しい瞬間~」と題し、臨済宗青年僧の会主催の講座に講師として招かれていますが、これからの寺院布教活動の有り方や運営の工夫などのついてお話し出来ればと思っています。講座に参加された全国青年僧の皆様には是非、寳勝寺並びに少林寺現地見学を希望しており大いにご参加ください。友峰和尚より

第2170話

2019-07-28

酷暑の中 見事な花を咲かせる日中友好の朝顔

昨日来の雨も朝方には止んだものの、33℃を越える蒸し暑い一日となりました。暑さも手伝ってか午前中より避暑を兼ねたお客様で久しぶりに宝勝寺・寺カフェも終日賑わいを見せました。2015年3月14日の北陸新幹線開業以来右肩上がりを見せていた金沢市内観光でしたが、今年に入ってからやや減少傾向に有り、本日は5月の10連休以来の賑わいとなったようです。その北陸新幹線も2022年に福井県敦賀駅まで延伸される予定となっており、現在急ピッチで工事が進められています。敦賀まで開通すれば再び福井県内の観光地にも多くの観光客が足を運んでくれるものと地元では大いに期待されているようです。午前中には昨日に引き続き寳勝寺と少林寺で年忌法要が営まれましたが、高校野球と同じく猛暑の中、全力投球で法務遂行に当たっています。

 

寳勝寺檀信徒様の 年忌法要が修業されました

墓前でのご供養にて

 

さて、ここ1カ月間以上続けている食事療法の効果が表れ、法務遂行にも踏ん張りが効くようになって来ました。法要の法話の中でも食事と健康についての話題が俄然多くなってきているような気がします。昔から「腹が減っては戦はできん!」という言葉が有りますが、思うに「食べること」が主ではなく「腹がすくこと」の方が大切であるように思う今日この頃です。友峰和尚より

 

ご遠方より御参詣賜り 厚く御礼を申し上げます

 

 

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