和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第2666話 】
2020年 12月 04日 談
岐阜県にお住まいの武藤様から頂いた 御手製のすてきなリース
寒い寒い朝を迎えた北陸地方でしたが、良いお天気に恵まれた一日となりました。師走月に入り、御挨拶を兼ねて来寺下さるお客様が増えて来たように感じますが、一年を振り返りながら親しく歓談させて頂いています。
金沢市在住の小説家 小母澤 類 様 と 妹様とともに
最近おもてなしの定番となっている和尚自身のお客様へのコーヒー淹れですが、回を重ねるごとに品種の違うコーヒー豆の特徴が把握出来るようになってきたように思います。
仏師の冨田珠雲氏 と 桂岩寺ご住職とともに
大安禅寺の「大日如来坐像(平安時代)」についてお話ししました
人間の性格と同じく、コーヒー豆にもそれぞれの特質があり、いかにその美味を引き出すかはお湯の温度や注ぎ方また抽出時間等に秘訣を見出すものです。抹茶や煎茶も同じことで、淹れ方次第で味もずいぶん違うものです。最終的に豆や茶葉に気持ちを込めることが一番大切で、「おいしくなーれ」と小声で囁くことが「コツ」なのです。
寺カフェにお手伝いに来てくれている 藤本さんとともに
身長171センチの藤本さん 20歳 まだ背丈が伸びているそうです
さて寒い季節には温かい飲み物が心をほっこりさせてくれるものです。コーヒーやお茶を頂きながら一人ゆっくするのも「風流ならざるところまた風流」ですね。友峰和尚より
本物の草木、針葉樹の優しい香りに 心が安らぎます