11月, 2025年
第4459話

晴れ間から小雨の降り注ぐ 晩秋の空
今日から11月霜月(しもつき)、一日を通して目まぐるしく天気模様が変わる北陸地方ですが、昔から「弁当忘れても傘忘れるな」と言い伝えられていることが充分に納得出来ます。本日も午前中は秋晴れの良い天気でしたが午後からは急変し、雷を伴った激しい雨模様となりました。午前中に少林寺総代・宮﨑家の月参りに出向きましたが、土曜日とあってか街なかは人通りも少なく月替わりを感じ取ったものです。

宝勝寺檀信徒 武藤家先祖代々の御供養諷経
午前10時に大阪から卑山御檀家・武藤家の御息女とその娘様が御挨拶とお参りに御来寺くださり、ふれあいパーク霊苑「奥の院」にて御両親の墓前供養諷経を修しました。苑内の草木はすっかり晩秋の趣を醸し出し、清々しい秋風とともに故人の恩徳を偲ぶことが出来ました。

ふれあいパーク霊苑奥の院 / 宝勝寺檀信徒各御家名が刻まれた石板の前にて

読経の間 雨が止み 太陽のやわらかな光が差し込んでいました

午後からは明日の「伝燈寺里芋収穫奉納祭並びに弁財天祈願祭」にて真前に御供えするお佛花と御供物を事務局の千田さんが届けてくださり、明日の打ち合わせもさせて頂きました。

金澤伝燈寺里芋研究会 事務局長の千田さんと 明日の最終打ち合わせ


長川さんとともに
また「友遠方より来る又楽しからずや」で、以前宝勝寺のスタッフとしてお勤めされていた長川さんが来寺くださり暫し歓談しましたが、時を同じくしていつもカフェをお手伝いくださっている金沢美大生・栗原さんの御両親もご挨拶に来寺くださり、どうやら本日は弁財天神のお導きと感じた御利益(ごりやく)“千客万来”の一日となったようです。

栗原さんの御両親が ご挨拶に来寺くださいました
いよいよ明日は午前11時より「伝燈寺里芋収穫奉納祭並びに弁財天祈願祭」が開催され、大祭前の10時からは親子里芋堀体験会も行われる予定となっています。皆様もお時間御座いましたら是非御参詣ください。友峰和尚より


