6月, 2024年

第3960話

2024-06-20

久しぶりに 和尚の「楽く楽く法話」

 

午前中は比較的に涼しく感じたものの日中はいっきに30℃を超える暑さとなった金沢市内ですが、午前10時よりコロナ禍収束後久しぶりの「楽く楽く法話」が催行されました。

 

 

本日のお客様は岐阜県高山市一之宮町からお越しくださった団体様と地元中能登町から個人で参加された御婦人様で、なかには以前に和尚の法話を聴かれた方もおられ和やかな雰囲気の中で約30分間に渡る楽しい法話に耳を傾けてくださいました。

 

 

今を去る2020年1月上旬に発生した新型コロナウイルス感染が全国に拡大するにつれ観光客の足もピタリと途絶えましたが、ここに来てようやく収束傾向にあり観光ツアーも復活の兆しを見せ始めています。

 

法話の最後には 皆様との記念撮影をいたしました

 

明日も引き続き「楽く楽く法話」が催行されますが、大型バスでの観光も次第に増え堂内に再び以前のように団体様の活気が戻って来たのは本当に嬉しいことです。和尚が元気なかぎり多くの方々との御法縁を法話を通して結んでいきたいと念じています。

 

沙羅双樹が咲き始めました

 

墓前御供養諷経にて / ふれあいパーク霊苑

 

午後より「宙(そら)」墓前での納骨諷経が修業されましたが、庭師の巻下さんがスタッフの方とともに木々の剪定や植栽をされていました。綺麗に整えられた苑内には初夏の風が吹き抜けていきました。読経の声が風に乗って何処までも浸透していき故人の霊を偲ぶかのようでした。本日は久しぶりの法話再開に心地よい疲れを感じながらの法務遂行となったようです。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

 

第3959話

2024-06-19

「 一に掃除 二に笑顔 三四元気に おかげさま 」

 

コロナ禍の収束に伴い卑山にも少しずつ団体客の参詣が戻りつつありますが、明日・明後日と本当に久しぶりに和尚の「楽く楽く法話」が催行されます。法話をご希望される方は是非卑山までお問い合せ頂けたらと思います。

 

 

このところ金沢市内でも大型観光バスが多く見受けられるようになり大変嬉しく思っていますが、聞くところによりますと現在は外国人団体観光客の方が多く利用されているとの事で、日本人団体旅行の利用者はまだ少ないのだそうでした。いずれにしましても大型バスを利用した観光ツアーが増えていくことは観光地にとっては嬉しい状況となっているようです。

 

「 日々是好日 にちにちこれこうにち 」

 

 

さて、明日来寺される県外からのお客様を迎える準備に入り職員が外掃除や堂内の設えをしていましたが、和尚も志納所用のオリジナル色紙描きに専念しました。懐かしさも相まって何もかもが新鮮に感じながらの作業となったようです。

 

木曽の郷土料理 「 朴葉巻 」

 

明後日に御来寺くださる岐阜県中津川市の松源寺様より地元名産の「ほうば巻」をご恵送いただきましたが、写真の如く余りの見事さに感動しました。“所変われば品変わる”と言いますが、「ほう葉」も利用の仕方でこうもお洒落になるものだと感心しつつさっそく真前にお供え申し上げました。皆様の御来寺を心よりお待ち申し上げております。友峰和尚より

 

 

第3958話

2024-06-18

文房流晴心会野口支部 華展 / 大安禅寺

 

昨晩から降り続いていた雨も朝方には止み、気温も23℃と穏やかな過ごしやすい1日となりました。午前中に3ヶ月検診のため北陸病院に出向きましたが、結果は極めて良好との主治医からの言葉にひと言有難うございますと御礼を申しました。

 

文房流晴心会野口支部 野口翠智先生

 

華展の生け替えのため来寺されています / 本日 大安禅寺にて

 

 

 

 

 

 

 

昨日のブログでも示しましたが、自身の健康は須らく自己責任のもと徹底した食事療法によって回復できるということを体験自覚しました。主治医の先生から今の健康状況に問題なしと告げられましたが、日々の食事に細かく気配りして参りますと結果は当然のことと思うまでになって来ました。今日の結果を得て更に健康体を目指して目標の86歳達成に向けて精進して参りたく思っています。

 

 

 

 

現代社会は情報過多時代ともいわれますが、こと健康情報に於いては参考になることばかりで本当に有難く思うものです。「病の源は日々の食事内容にあり」と断言できるほどですから、皆様に於かれましても体調が悪い時には自分に適した食事療法を試みて頂きたいと願っています。

 

記念撮影にて / 文房流晴心会野口翠智支部の皆様 と 新命副住職

 

さて大安禅寺では文房流晴心会野口支部の華展が24日(月)まで開催されていますので是非お足を運んで御高覧頂ければ幸いです。「人生こころの花を咲かせましょう」が和尚の日々のテーマともなっています。皆様の心安らかで爽やかな人生を祈念しております。友峰和尚より

 

第3957話

2024-06-17

茶室の縁側に 夏用すだれを設えました

 

食品の安全安心に対する関心度が高まりつつある昨今ですが、大いに歓迎したいと思います。特に子供達の健康を守れるのは唯一親であるが故に、幼少期から発達期にかけて日々の食の安全には十分な配慮が求められています。近年、子供達の色々な健康障害が増える傾向にあるとか。その健康障害が精神面に与える影響も大きいのではと心配されます。SNS上に於いても多くの研究者が身体に悪影響を及ぼす食品についての動画や書き込みなどを発信されています。

 

少林寺檀信徒 宮﨑様です / 盂蘭盆会のお申込に来寺くださいました

 

キキョウ

 

名鉄観光(株)本店幹部の方々が 和尚を訪ねて来てくれました

 

人間の身体は成人男性の場合、体重の約80パーセントが水分で出来ているということだそうですが、そうなると一番大切なのは飲み水ということになります。和尚などは幼少期には山水をそのまま飲料水として常飲していました。もちろんその当時はダイオキシンやPM2・5など大気汚染の問題は今ほどでもなく安全でしたが、現在では飲料水さえもスーパーマーケットで買い求める方が増えている現状があり、つい先般には妻のキッチンにも専用の浄水器を設置しました。食品添加物の身体への影響についても主婦層の間で関心度が高まりつつ有り、食品の安全性を確かめて購買する方が増えて来ているのは子供達の将来の健康を考える上で極めて懸命なことだと思います。

 

アガパンサス / ふれあいパーク霊苑

 

今更ながらの話ですが、和尚40代の頃は妻が日々精進料理を作っていたおかげで実に健康体を保っていましたが、約13年前に金沢へ赴任してからは自炊に変わり食事も偏ることが多くなっていました。約2年前に健康を害して以来食事改革を徹底し、特に野菜や豆類、キノコ類などを多く摂り主食は玄米・もち麦に切り替えたところ3ヶ月健診での血液検査も正常値に戻り、いかに食生活の健康に与える影響が大きいかを思い知るところとなりました。現在は「一病息災」を念頭に健康オタクに徹し、御法縁を頂いている皆様に食事療法の大切さを自分の体験を通してお話ししています。

 

納骨御供養諷経を修業いたしました / 梅雨の気配を感じる ふれあいパーク霊苑にて

 

さて本日の午前中には納骨諷経が営まれましたが、お経を唱える際につくづく健康であることに感謝いたしました。皆様にはくれぐれもご自愛くださり日々お健やかにお過ごしくださいますようご祈念申し上げます。友峰和尚より

 

第3956話

2024-06-16

本日朝 文房流晴心会野口支部の皆様 と 新命副住職とのご挨拶

野口翠智先生 と 野口支部の皆様方

 

大安禅寺では文房流晴心会野口支部の皆様による御煎茶会が開催され多くの方で賑わいを見せたそうですが、同時に文房流御社中による華展も開催されています。

 

「 文房流晴心会野口支部 華展 」

 

 

 

 

現在は「重要文化財諸堂保存修復工事」が進められいる関係上、華展が開催される会場は「枯木堂」に限られていますが、令和8年には本堂修復工事が完成予定となっており今後は徐々に一般公開されることになっています。

 

文房流晴心会野口支部 御茶会にて

 

 

 

御家元 姉崎素山様 と 御家族の皆様です

 

 

 

 

 

 

 

さて宝勝寺は7月お盆月を前にして連日霊前供養が続いており、ここに来てふれあいパーク霊苑墓参の御家族も増えて来ているように思います。午前中には山口家墓前納骨諷経、午後からは片岸家開眼納骨供養が営まれましたが、多くの御家族の見守るなか厳かな雰囲気の中での儀式となりました。

 

宝勝寺ふれあいパーク霊苑にて 御霊前諷経を修業いたしました 

 

僧侶の一大事は読経に有り!と修行時代の師匠の言葉を懐かしく思います。“坊主はお経!”が一番大切である意味は、約2500年前の釈尊の真理を今に伝える手段こそお経に他ならないからです。丁寧に経典の一字一句をしっかり読み込んでいくところに読経の意義を見出す今日この頃となっています。友峰和尚より

第3955話

2024-06-15

「アトリエ太陽の子」主宰代表の中嶋洋子画伯 と 高倉さんです

 

宝勝寺に長年お手伝いしてくださっている高倉信子さんの御子息の奥様より、現在兵庫県立美術館王子分館 原田の森ギャラリーで開催されている“アトリエ太陽の子・造形絵画展覧会“会場での「アトリエ太陽の子」主宰代表・中嶋洋子画伯とのツーショット写真が送信されて来ました。

 

 

 

中嶋洋子画伯は和尚の妻の妹で、神戸市を拠点に絵画教室を主宰し長年に渡って子供達に教えています。展覧会は明日16日(日)15時30分まで開催されているそうで、ブログをご覧頂いている方で近隣にお住まいの方がおられましたら是非会場に足を運んで頂き、子供達の溌溂とした才能溢れる作品を御高覧頂けたら幸いです。会場には子供達の共同制作として水墨画の大作も展示されているそうです。子供達の感性は無限ですから、絵画制作を通して伸び伸びと個性を発揮して頂きたいと願っています。

 

兵庫県立美術館王子分館 原田の森ギャラリー

<公式ホームページより画像をお借りしました>

 

 

さて本日から再び法務開始で午前中に納骨法要が修業されましたが、外気温度はすでに30℃を超え真夏日となっていました。本堂内は空調が良く効いており今後は本堂内でのご法要が増えていくものと思われます。

 

午前10時半より 上野家 納骨法要を修業いたしました

 

寺院の法要修業に対する設えも高齢化に合わせ堂内は椅子席に切り替え、熱中症対策として全室に空調機が設えてあります。時代の移り変わりとともに寺院の有り方も色々な工夫と対応の変化が求められている今日この頃となっているようです。友峰和尚より

 

第3954話

2024-06-14

本日はこのところの忙しさから臨時休息日とし、午前中に近くのホームセンターへDIY用の買い出しに出向きました。所狭しと陳列されている色々な品物を一つ一つ確認しながら見て回るのは本当に楽しいものです。

 

 

もちろん買い出しに行く前に必要な品物は書き留めてあるのですが、商品棚の前に立つと新たに欲しいものが山ほどあり悩ましい感覚に襲われます。衝動買いだけは避けたいと思うものの気がつけば買い物カゴはいっぱいになり、やはり無理のようでした。帰参してさっそく作業に取り掛かり外庭の未完成部所を整備しましたが、綺麗になればなるほど未整備の場所が気になってしまいます。

 

 

 

大安禅寺 庫裡建築物の保存修復工事に向けて

 

さて大安禅寺では庫裡保存修復工事がまもなく開始されるのを前に急ピッチで保存物の移転作業が行われており、松浦建設(株)の中島現場監督から整備写真が送信されてきました。

 

 

先般自坊に帰参した際に大方の整理の目途はつけておいたため、新命副住職の采配で倉庫への移転作業がスムーズに行われた様子で安堵しました。それでもまだ自室には大切な保存物が残されており、月末には帰参し最後の整理移転作業を予定しています。

 

 

いずれにしましても重文大安禅寺諸堂修理工事は現在も順調に進められており嬉しく思っております。新命副住職はじめ工事関係者皆様には猛暑の中での移転作業で大変おつかれの事と思いますが心から感謝申し上げております。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

第3953話

2024-06-13

午前9時より 少林寺にて墓籍調査を開始しました

 

一日を通して色々な方との出会いと、それにともなって法務内容も色々な展開があるものだと御法縁の不可思議さを感じます。午前中は職員ならびにお手伝いの学生さんとともに少林寺へ出向き、長らく懸案になっていた墳墓の墓籍調査に入りました。

 

御法名を記録し 写真を撮っているところ

 

昨日に続いて真夏日となり炎天下の中での調査となりましたが、午前中に約200基の調査を終えることが出来たようです。和尚はその間、墓域の除草作業をしましたが、7月盂蘭盆会を前に墓域はすっかり綺麗になりました。

 

和尚は 墓域の除草作業

 

帰山後、午後1時より読売新聞北陸支社の宮崎記者よりこのたび新しく墓域に完成した「家族動物共葬墓」の取材を受けました。取材の対応後はふれあいパーク霊苑・宙(そら)での納骨諷経を修業しましたが、ご供養前には供養施主の江上様と故人を偲びながら懇談しました。

 

午後1時より 読売新聞北陸支社の宮崎記者から「家族動物共葬墓」についての取材を受けました

今日も 子猫が遊びに来ています

 

 

 

午後3時より 江上家納骨供養諷経を修業いたしました

 

 

ご供養を終えた後は福井テレビ開発(株)の宮澤ゼネラルプロデューサーがスタッフの方と来寺くださり、新しく制作する「宝勝寺ふれあいパーク霊苑」の広報映像について再度の打ち合わせをしながら、本当に一日を通しての法務内容の変化に驚きます。

 

福井テレビ開発(株)の宮澤ゼネラルプロデューサーとの打ち合わせ

 

「心から 使う我が身の 手足さえ 思うようには ならぬ世の中」という道歌がありましたが正しくその通りで、「思うようにならぬ」からこそ日頃からの身体の運動と脳トレや発声訓練が不可欠なのです。御法縁の広がりは言い換えれば自己研鑽の為にも本当に有難く思う今日この頃となっています。友峰和尚より

 

家族動物共葬墓 「 星 あかり 」 

第3952話

2024-06-12

 

北島康介選手の言葉を借りれば「なんも言えね!」まさに急激な暑さの一日となりました。今は向夏!仕方が無いと言えばそれだけのことながら真夏に入るには今少し早いのではと嘆き節の様相です。

 

現代の仏教寺院を取り巻く状況 と 寺カフェなどの新しい試みについて 取材を受けました

 

午前中に地元読売新聞社の若松記者より宝勝寺・寺カフェの由来について取材を受けましたが、約2時間に渡ってこれまでの経緯を詳しくお話しさせて頂きました。寺カフェ取材は本当に久しぶりで今から11年前を懐かしく回顧しながら現在に至るまでの経緯を説明しましたが、振り返ればあっという間の約11年だったような気がします。

 

読売新聞金沢支局 の 若松記者です

 

 

 

開業当初は全国的にも珍しさも手伝って多くの報道関係社から取材を受けたものでしたが、今では多くの広がりを見せ檀信徒始め一般参詣者との交流の場所として大いに活用されているようで有難く思っています。

 

 

宝勝寺・寺カフェは5月より新しく外庭でカフェタイムを楽しめるエリアも加わり、最近では外国人観光客の方々に利用されています。さて今日は30℃と真夏日になりましたが、北陸地方の梅雨入りはどうやら遅くなりそうな気配です。気温の変化の激しい昨今ですがどうかくれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

「 閑坐松風一味の真 」 大安 書

第3951話

2024-06-11

瑞光寺境内にて

 

気温がうなぎ登りで日中には遂に31℃と真夏日となりましたが、皆様には恙なくお元気にお過ごしのこととお喜び申し上げます。火曜日は本来なら休息日なのですが、7月のお盆月を目前にして本多町・瑞光寺と野町・少林寺の視察を兼ね休みを返上して点検に出向きました。瑞光寺は先代住職の時代から境内を月極駐車場として運営しているため、このたび防犯カメラを設置することにしました。

 

防犯カメラ設置のための工事中

 

今年の1月元旦に発生した能登半島地震に於いても瑞光寺の本堂内の仏像や仏具などが多大な被害を受け、本堂入口のコンクリートポーチもひび割れが起きるなど寺院管理の難しさが問題になりました。普段は寺町・宝勝寺を拠点にして法務遂行をしている関係上、金沢市内各兼務寺院の防犯防災面を管理する上で手薄にならないよう監視カメラの設置が急がれていました。最近では安価で性能の良い防犯カメラが販売されており、アプリを通じて携帯電話で管理できるのが利点となっているようです。

 

 

さて自坊の大安禅寺職員より志納所用色紙の依頼が届いていたため夕刻からさっそく書き始めましたが、久しぶりに持つ筆に戸惑いながらの制作となりました。なにごともそうですが「継続は力なり」ですね!反省しきりでした!

 

 

 

大安禅寺では文房流晴心会・野口支部の皆様による華展15日より開催され、16日は松雲の間で茶会が行われますので皆様にはお時間御座いましたら是非ご参加頂けたら幸いです。時節柄くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

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