和尚のちょっといい話
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天高く馬肥ゆるの秋!素晴らしい秋晴れの朝を迎えました。皆様お元気にお健やかにお目覚めでしょうか、昨日は急遽地元に戻り福井駅で妻と合流して霊泉寺様へ弔問にお伺いしましたが、このたび松山御住職が94歳で遷化され大安禅寺の寺付き法類総代として長年ご厚誼御法縁をいただいて参りました。

今朝 寳勝寺にて秋季彼岸供養諷経を修業いたしました
とても温厚でいつも静かに語られるお姿を想い出しながら枕経を修業いたしました。読経を終え御住職寺庭様と暫し故人を偲びながら妻と共にお話しさせていただきましたが心から哀悼の意を述べさせていただきました。

本日は秋季お彼岸会で午前10時より卑山檀信徒各家先祖代々祖霊供養並びに和尚の父であります大安禅寺先々代實道和尚の祥月命日忌と母微妙院の追善供養諷経を修業いたしました。「秋彼岸 菩提の種を 蒔く日かな」と一句詠まれた方がおられますが、両親に対しての「報恩菩提」の気持ちが強くなるいっぽうの昨今となっています。

酔芙蓉のつぼみ
「ほろほろと 啼く山鳥の 声聞かば 母かとぞ思う 父かとぞ思う」と行基菩薩が詠まれていますが本当に今も両親が元気でいましたら会いたいと願うばかりです。

小坂家三回忌の御供養諷経を修業いたしました
午前中に卑山墓前にて小坂家御母堂様三回忌(大祥忌)追善供養が中秋の風香る穏やかな日和のもと厳粛に修業されました。読経中にも墓参される方が多く見受けられお線香の煙が苑内に漂い法悦を感じたものです。

年忌法要後は卑山檀信徒津田家の墓参諷経を修し、引き続き奥の院における檀信徒各家秋季彼岸会諷経も修業しました。終日御供養の一日となりましたが、鎌倉時代の僧・西行法師の歌で「こころなき 身にも哀れは 知られけり 鴨立つ沢の 秋の夕暮れ」が想い出されます。



霊苑奥之院にて 秋季彼岸墓参供養諷経を修業いたしました




中秋の境内の風情は否が応でも心が揺さぶられる程しみじみとした情緒を感得するものです。ましてお彼岸を迎えた霊苑内に響き渡る鳥の声や風の音にも心が動かされます。

大安禅寺の酒井総代 と 御子息の駿一氏 が来寺くださいました
「ありがたや 師の恩おもう 如意のあと」の一句もそうですが秋の彼岸会を迎え心身共々父母の恩、師匠の恩、友人の恩、祖先の恩に感謝する一日となったようです。皆様には祖霊と共にお健やかにお過ごしください。友峰和尚より



