和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第923話 】
2016年 02月 27日 談

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「ちょっといい事」が1日のうちでどれくらいあるかと「チョット」思ってみると、結構あるものです。和尚のことだけを言えば、今日は檀家様のお参りがあり初めて御家へ伺いましたが、まずは道を間違えずスムーズに到着出来た事。しかも約束の時間通りに行けた事。このところ持病の腰痛が心配されましたが極めて快調だったこと。昨日の風雪の荒れ模様とは打って変って良いお天気となった事。檀家様に丁寧におもてなしして頂いた事。お家がとてもおしゃれで素敵な佇まいだった事。さらに付け加えれば、初めて内灘の美しい海岸沿いを通った事、お寺に戻ったら寺カフェのお客様が大変喜ばれていた事、等々、まだまだ有るのですが書ききれません! 和尚にとって金沢に居住するのは初めてで、檀家様のお家に行くにしても道が分からない為、頭の中で何度もシュミレーションしてから出発します。金沢市は歴史保存都市でもあることから、路地裏などは道が極端に狭い上にうっかりすると袋小路に入ってしまいます。まるで迷路を行くような感覚ですから、目的地に無事に到着した時などはほっとするものです。

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寳勝寺のすぐ近く「蛤坂」の写真です / 提供:金沢市

ブログを読んで下さっている皆様にとっての「ちょっといい事」とは、どのような事なんでしょうか? ご利益的お話なんでしょうか? 和尚は「自分の心と対話」している時が一番楽しいように思います。1日の予定がスムーズに進んで、皆様の素敵な笑顔に接する事が出来た時、「ちょっといい話」となって書きたくなるのです。「ちょっといい話」とは、心がホッコリした時の嬉しい気持ちの記憶なのかも知れませんね。友峰和尚より

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