和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第498話 】
2014年 12月 29日 談

金沢市野町・少林寺、本多町・瑞光寺の師走諷経のために今年最後のお勤めをしました。いわゆるお経納めとでも申しましょうか、この一年の法務を無事に終えたことに対して開山様に報恩のお経を唱えたわけですが、穏やかなお天気の中でのお参りとなりました。朝方には、大安禅寺の御用達でもある福井の小森庭園主・末政幸憲様より御寄進頂いた門松一対を寳勝寺の山門前に設え、しめ縄飾りをして山門至福の御祈願をしました。

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山門前に、門松を設置 / 寳勝寺にて

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山門至福の御祈願をしました

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今年も随分と多くのお経を唱えて参りましたが、さすがに感慨深い読経となり、門松もどことなしか微笑んでいるようにも感じました。さて昨晩、飛騨高山の安国寺様よりお電話を頂き、その内容は餅つきについてのご質問でしたが、所変われば品変わるで、餅つきにもそれぞれに地方特有の色々な工夫が有りますから、情報交換はなかなか面白いものです。突然のお電話でしたが、その日の和尚の鏡餅搗きブログをご覧いただいたそうで、早速のブログご訪問を嬉しく思いました。

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大安禅寺の鏡餅搗き / 昨日のブログから

ちなみに安国寺様は、和尚の大学時代からの親友です。世の中便利になったものですね! そうそう、お医者様の世界では、今日の手術はもはや遠隔ロボット操作で行うことが出来るとか、すごいですね。電子社会の恩恵は色々な分野に限りなく活用されていくようです。そのうち、「遠隔自動操作餅つき機」なんていう物が出てくるかもね、あまり売れないと思いますが。「もちろん」想像です。安国寺様でも、現在も臼で御餅を搗いているそうです。昨日の電話は「御餅で、もちきり」の年末の「ほっこり話題」となりました。友峰和尚より

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