和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第2227話 】
2019年 09月 23日 談

秋季彼岸会法要にて 責任役員総代様とともに

本年度最後の行事「秋季彼岸大施餓鬼会並びに放生会法要」が午前10半より厳修されました。法要前に卑山責任役員総代との会合を持ち、今後の修理事業についてご報告申し上げた後、愈好亭から眼下に広がる現在の本堂修理状況を視察しました。

 

卑山年中行事の最後となる「秋季彼岸会法要」ですが、台風17号の日本海沿岸通過が予想される中での厳修となりました。台風の影響で午前中には気温もいっきに上がり30℃を越える蒸し暑い日となりましたが、通過後は一変して涼しい風が境内を吹き抜けるという寒暖の激しい一日となったようです。

 

大安禅寺ご詠歌婦人部による 秋季彼岸会ご詠歌奉納

 

内孫の永峰も副住職と共に法要に私服で同席し、初めての年中行事デビューとなったようで大変嬉しく思いました。彼岸会法要後には引き続き放生会(ほうじょうえ)が行われ、参詣された檀信徒お一人お一人が、鯉が放たれた盥に水を手向け供養しました。

 

 

鯉の泳ぐ盥に 水を注いでいるところ / 放生会にて

お供えのお餅を 参詣の皆様に配っているところ

少子高齢化の現象は卑山も例外でなく、参詣される年齢層も年々高くなる傾向にある昨今です。若き世代にも大いに参詣してもらう行事の工夫が早急に求められているように思ったものです。友峰和尚より

 

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