和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第2168話 】
2019年 07月 26日 談

坐禅開始の前に 木版を打ち鳴らします / 寳勝寺 7月度 木曜坐禅会

昨晩は月例の木曜坐禅会が午後6時半より開催されました。3名の参加者でしたが、「心頭滅却すれば火も自ずから涼し」の心境で坐りました。たった一枚の座布団に数時間坐るだけの事ですが、これがまたすごい集中力と創造力を生むのですから、「やめられない!止められない!やっぱ坐禅!」なんです。

 

人間はとにかく自分の外に安心を求めて行きますが、坐禅は「安心の本体になり切る」わけで、いわゆる心の意識をすべて捨てきる訓練でも有ります。禅の言葉に「放下着」(ほうげじゃく)と有るように、「何もかも意識を捨てきってしまえ!」と。もとより自分の心など知る由も無く、自分という心などもとより無いのですから、坐禅はひたすら身体と呼吸を整えるのみと言えます。世の中、簡単に思えることほど難しく感じるものは有りませんね。南無さん!!

 

午後6時半より 約2時間 の 静寂

 

今日は日中気温が37℃と、部屋の中にいても汗ばむような今年最高の気温となりました。午前中には卑山のお守りを製造されているグリーン産商株式会社(大阪市平野区)の幹部の方と営業の方が来寺されましたが、会長ご夫妻とはずいぶん長くご厚誼を頂いている素晴らしい会社です。 皆様もきっと色々なお守りを身に着けておられると思いますが、寳勝寺のお守りは御利益絶大です!! 寳に勝(すぐる)お守り! 是非身に着けて頂きたいものです。友峰和尚より

グリーン産商㈱ 高原氏と前田氏とともに

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