和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第2092話 】
2019年 05月 11日 談

5月1日に新しい元号「令和」を迎えて11日目を迎えています。大型の10連休も終え、日々待ったなしに月日が進んでいきます。和尚も連日の激務に耐えながら法務の遂行に当たっていますが、いまだに休息できる気配すら無いようです。明後日からは大安禅寺花菖蒲園の整備が待っており益々身体を酷使する状況が続き、ちょっと心配です。今日は野町・少林寺での年忌法要を営み、午後からは留守中の事務処理に当たりました。幸いなことにこのところ気持ちの良い気候に恵まれ、スムーズに宿題の仕事をこなすことが出来嬉しく感じています。

少林寺にて 檀信徒様の年忌法要を修業しました

 

さて、和尚にとって一番大切な法務は坐禅会を休むことなく遂行する事です。禅宗僧侶にとって坐禅は最も重要な精神修養ですから怠るわけには行きません! 今月は16日木曜日、午後6時から開催されますので、皆様も是非ご参加頂きたいと願っています。

 

サンリス市 「アート・サクレ芸術祭」にて行われた坐禅会

フランス・サンリス市で開催された坐禅の集いにはなんと46名もの市民が参加され、本当に驚きました! そのままサンリスに留まって市民に坐禅を広めたい気持ちになったほどです。坐禅は自分の心と静かに対面する素晴らしい作法でも有ります。新しい令和時代を迎え、より一層真剣に自分の心と向き合っていきたいと願うものです。友峰和尚より

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